【参加型】killer ♡!!
「新しいの入ったよ~。整理しよっか!」
まるで書類のように重ねられているのは、重火器爆弾変な薬物その他諸々。つまるところ、危険物である。そんなある意味で一番危ない仕事を執り行っているのがここ、武装管理チームである。
「はぁ、気持ち悪。ごっちゃごちゃじゃん。これ入れた奴センスなさすぎでしょ。」
危険物だというのに乱暴に扱われたことに腹が立っているのか、それとも傷がついてしまう事に腹が立っているのか単純に整理されていないという状態が苦手なのか。灰色に青のグラデーションが美しい髪を持つ彼女は、愚痴をこぼしながら手を動かす。その名前は[漢字]日暮[/漢字][ふりがな]ひぐらし[/ふりがな] [漢字]硯[/漢字][ふりがな]すずり[/ふりがな]という。
「ボスが選んだ業者って、そういうところあるよねェ。」
こくこく、と共感するように頷くのは[漢字]紅楽[/漢字][ふりがな]こうらく[/ふりがな] [漢字]陽月[/漢字][ふりがな]ひづき[/ふりがな]という。彼の目元は仮面で隠されており、口元は笑っているが心の奥底ではもしかすれば、という不透明な人材である。
「ボスに報告かんりょ~。私も手伝うね!」
かたん、と勢いよくエンターキーを押しにこにこと穏やかな笑みを浮かべながら、このチームのリーダー[漢字]小鳥遊[/漢字][ふりがな]たかなし[/ふりがな] [漢字]蒼桜[/漢字][ふりがな]そら[/ふりがな]は言う。
「ああ、落ち着かない…! 気持ち悪い!」
どこか違和感があるのか、彼女は落ち着きのなさすぎる様子で武器の整理をし続けた。その手際は非常によく、この作業に慣れている者の手つきをしている。暫く三人で殺伐と整理していたが、その沈黙を破ったのは陽月だった。
「あ、私はお茶を淹れてくるね。二人は…どうする?」
「いらない。」
「私は欲しいな!」
「わかったよ。」と一言だけ告げ、陽月は武器達から手を離す。そしてすぐさまお茶を注いできた彼は、お盆に二つのコップを乗せて慎重に歩を進めた。_____お盆で足元が、そして仮面で視界を制御していたからだろうか。彼の足元がぬるりと勢い良く滑った。
「えっ、あっ。」
反応出来ないような速度で、顔面から床にダイブする。長ズボンや長袖、露出の少ない服を着ているおかげで擦りむいたりはしていないが、両手が塞がってしまっている関係上手をつく事も出来ず、お茶も全てこぼれてしまった。
「…いたた……私は、なにで滑ったんだ…?」
彼がきょろきょろと辺りを観察してみると、転んだ地点から少し離れた場所にぐちゃりと潰れたような形状のバナナの皮が。
「え? …バナナ好きな人……いなかったよね?」
流石に困惑してしまう蒼桜。いつもは頼れるカリスマリーダーの彼女だが、この奇怪でひと昔の漫才のような現象にはその感情を隠せない。
「……誰かの悪戯…なのだろうか…。」
陽月はバナナの皮をつまみ、そのままゴミ箱へ投げ捨てた。ぬるいお茶が滴っている。
「ああ、汚くなった。さっさと掃除しないと。」
落ち着かないように彼女は言い放つ。だがまだ散らかっている武器達も気になるのか、何度か二つを見てからガシガシと乱暴に手櫛で髪を整えた。
「私が掃除しておくよ。二人はそのままで大丈夫。」
どこからともなく雑巾を取り出し、強くそこを擦る。その場面を見た硯もちょっとは落ち着いたのか、また武器に目を遣り手を付け始めた。まるで乱雑に収納されている本を元の場所に片付けるように、丁寧に。
まるで書類のように重ねられているのは、重火器爆弾変な薬物その他諸々。つまるところ、危険物である。そんなある意味で一番危ない仕事を執り行っているのがここ、武装管理チームである。
「はぁ、気持ち悪。ごっちゃごちゃじゃん。これ入れた奴センスなさすぎでしょ。」
危険物だというのに乱暴に扱われたことに腹が立っているのか、それとも傷がついてしまう事に腹が立っているのか単純に整理されていないという状態が苦手なのか。灰色に青のグラデーションが美しい髪を持つ彼女は、愚痴をこぼしながら手を動かす。その名前は[漢字]日暮[/漢字][ふりがな]ひぐらし[/ふりがな] [漢字]硯[/漢字][ふりがな]すずり[/ふりがな]という。
「ボスが選んだ業者って、そういうところあるよねェ。」
こくこく、と共感するように頷くのは[漢字]紅楽[/漢字][ふりがな]こうらく[/ふりがな] [漢字]陽月[/漢字][ふりがな]ひづき[/ふりがな]という。彼の目元は仮面で隠されており、口元は笑っているが心の奥底ではもしかすれば、という不透明な人材である。
「ボスに報告かんりょ~。私も手伝うね!」
かたん、と勢いよくエンターキーを押しにこにこと穏やかな笑みを浮かべながら、このチームのリーダー[漢字]小鳥遊[/漢字][ふりがな]たかなし[/ふりがな] [漢字]蒼桜[/漢字][ふりがな]そら[/ふりがな]は言う。
「ああ、落ち着かない…! 気持ち悪い!」
どこか違和感があるのか、彼女は落ち着きのなさすぎる様子で武器の整理をし続けた。その手際は非常によく、この作業に慣れている者の手つきをしている。暫く三人で殺伐と整理していたが、その沈黙を破ったのは陽月だった。
「あ、私はお茶を淹れてくるね。二人は…どうする?」
「いらない。」
「私は欲しいな!」
「わかったよ。」と一言だけ告げ、陽月は武器達から手を離す。そしてすぐさまお茶を注いできた彼は、お盆に二つのコップを乗せて慎重に歩を進めた。_____お盆で足元が、そして仮面で視界を制御していたからだろうか。彼の足元がぬるりと勢い良く滑った。
「えっ、あっ。」
反応出来ないような速度で、顔面から床にダイブする。長ズボンや長袖、露出の少ない服を着ているおかげで擦りむいたりはしていないが、両手が塞がってしまっている関係上手をつく事も出来ず、お茶も全てこぼれてしまった。
「…いたた……私は、なにで滑ったんだ…?」
彼がきょろきょろと辺りを観察してみると、転んだ地点から少し離れた場所にぐちゃりと潰れたような形状のバナナの皮が。
「え? …バナナ好きな人……いなかったよね?」
流石に困惑してしまう蒼桜。いつもは頼れるカリスマリーダーの彼女だが、この奇怪でひと昔の漫才のような現象にはその感情を隠せない。
「……誰かの悪戯…なのだろうか…。」
陽月はバナナの皮をつまみ、そのままゴミ箱へ投げ捨てた。ぬるいお茶が滴っている。
「ああ、汚くなった。さっさと掃除しないと。」
落ち着かないように彼女は言い放つ。だがまだ散らかっている武器達も気になるのか、何度か二つを見てからガシガシと乱暴に手櫛で髪を整えた。
「私が掃除しておくよ。二人はそのままで大丈夫。」
どこからともなく雑巾を取り出し、強くそこを擦る。その場面を見た硯もちょっとは落ち着いたのか、また武器に目を遣り手を付け始めた。まるで乱雑に収納されている本を元の場所に片付けるように、丁寧に。