【参加型】killer ♡!!
小さく、街外れにある少し大きい家。そこには、犯罪組織『killer♡!!』の暗殺チームが住んでいる。扱う内容から、飼い殺しにされているこのチームには、様々な人間がいるらしい。
「みなさん。ボスから指令です。」
まずはこのチームのリーダー、[漢字]河琉樹[/漢字][ふりがな]かるき[/ふりがな] [漢字]真路[/漢字][ふりがな]まろ[/ふりがな]だ。焦茶色の髪に、緑茶色のメッシュが特徴的な女性。その言葉を聴いたチームメンバーがぞろぞろとやってくる。
「え~、任務? だるいめんどいやだ。誰かやって~。」
気だるげにやってきたのは、青髪ツインテールに白メッシュが入っている少女、[漢字]赤金[/漢字][ふりがな]あかがね[/ふりがな] [漢字]来兎[/漢字][ふりがな]らいう[/ふりがな]だった。彼女は全くと言っていい程にやる気がないらしく、来たはいいもののやる気はない。
「ブレンダさん今はやる気ですからね! やっちゃいますよ!!」
楽しそうに笑っている銀髪ふわふわマッシュに編み込みがついている女性は、ブレンダ・アークライト。このチームの一員だ。どうやら今日はスイッチが入ったようで、きらきらと瞳を輝かせている。
「どうする? 私が行こうか?」
綺麗で優しさがある声色で言葉を発したのは、[漢字]赤金[/漢字][ふりがな]あかがね[/ふりがな] [漢字]來菜[/漢字][ふりがな]らいな[/ふりがな]。誰かが行かないのならば自分が行くという精神で、いつも優しく色んな人に愛されるような少女だ。
「どうする? 面白そうなやつなら俺行きたいな~。」
うきうきで出てきたのは、青髪ロングの青年[漢字]w0[/漢字][ふりがな]ダブルレー[/ふりがな]。彼は好奇心旺盛で、いつも楽しそうならば行くという事を繰り返しており楽しそうではなければ任務はしないという自由人っぷりを発揮させている。
「リーダー、どうするのでしょうか。」
少し微笑みながら河琉樹を見つめた金髪セミロングの女性は、[漢字]天使[/漢字][ふりがな]エンジェル[/ふりがな]だった。彼女は暗殺という汚れ仕事をしているが聖女と言われるような慈悲深い人物。
「誰でもいいんじゃない? てきとーでいいでしょ。」
のんびり自由にしているのは、[漢字]赤金[/漢字][ふりがな]あかがね[/ふりがな] れいあ。赤金姉妹の長女で、違法薬物が大好きな薬物中毒者。イカれてる、と言われる人物でもある。そして、彼彼女らは口々に言った時、河琉樹が口を開く。
「どうやら、別組織の人間のようです。情報収集解析チームから詳細はいただきました。性別は男。身長181cm。」
そう言いながら、情報収集解析チームが掴んできた顔写真を机に置く。男の頬には蛇のタトゥーが入っていた。黒ずんだ緑の髪色に、白色のグラデーションが入っている特徴的な男だ。
「誰にも気づかれないように、出来るだけ事故に見せかけて殺す必要性があります。私達の仕業だと気付かれぬように。」
「ボスは能力を鑑みた結果、w0、あなたを指名します。」
「俺ェ~? 面白そうなやつなのか?」
ぽけーっとw0は自身を指差す。彼にとっては面白さがナンバーワンで全ての指標がそれだ。さらに河琉樹は机の上に資料を置く。
「…情報収集解析チームのキーシャさんが掴んできた情報になります。」
真っ白な紙にまとめられた情報をさらに机の上に置く。そこには、『統率29 武勇92 知略68 政治29』、『歩兵D 騎兵C 弓兵B 魔法兵A 築城B 兵器S 水軍C 空軍C 計略A』と書かれていた。情報解析チームのリシア・キーシャの能力は【鑑定】能力値とステータスを推し測る事が出来る能力であり、これは紙に書き出したものとなる。
「これってさぁ…強いの? 強くて面白い奴と俺は戦いたいの!」
少し拗ねたかのように少し口調が強くなる。河琉樹は平然と、嘘は吐いていないという様子で「ええ。もちろん。」と返す。そして他にも置かれている資料をw0は読み始めた。
「ふーん…凶悪犯で別組織の野郎ね…。」
「いーじゃん。やってやるよ。」
けらけらと悪い下卑た笑みを浮かべながらw0は準備を始める。
「証拠は残さないように。」
河琉樹が念を押すように言い放つと、w0は「分かってる。リーダー。」とすぐに返し出発していった。彼はきっと証拠は残さずばらばらにしてしまうだろう。チームの家に持って帰ってくるのは面倒だという理由で禁止されているのだ。
「私も行きたかったですが…しょうがないですね。」
「…次の案件はアークライトに任せましょう。」
しょうがないと言わんばかりに河琉樹はブレンダにそう言葉を投げかける。ブレンダは嬉しそうにきゃっきゃと笑い始めた。
「そうなったら準備をしましょう! どうしましょうかね!
軽く明るい足取りで自分の部屋に戻る。次はどんな面白い事をしようか企んでいるようだ。w0と同じように愉快犯とも呼ばれるこの二人は、大体を面白さという指標で決めている。
「頑張ってね! w0!」
来兎はそれだけ言うとリビングのソファーに座り込むんだ。愛犬であるこまと遊び始めた。きょろきょろと天使は辺りを見渡してから、すぐに口を開く。
「…もう終わりですか。それでは。」
やる事がなくなったので、天使はさっさと自分の部屋に帰り始めた。ゆらゆらと金髪セミロングの髪が揺れる。
「あ、お姉ちゃん。私もこま触りたい。いい?」
「いいよ。」
すっ、と來菜はこまに手を伸ばす。撫でられたこまは幸せそうにしっぽを振っていた。そしてその隣ではれいあが薬物をキメていた。恐らくMDMAだろう。
「あーむ♡」
彼女は口内に薬を放り込む。とても愉快そうにれいあは笑っている。こに光景は日常茶飯事な為、誰も気にせず注意などしない。
これが暗殺チームの日常。なんやかんやで平和だが不穏な生活を彼彼女らは送っている。
「みなさん。ボスから指令です。」
まずはこのチームのリーダー、[漢字]河琉樹[/漢字][ふりがな]かるき[/ふりがな] [漢字]真路[/漢字][ふりがな]まろ[/ふりがな]だ。焦茶色の髪に、緑茶色のメッシュが特徴的な女性。その言葉を聴いたチームメンバーがぞろぞろとやってくる。
「え~、任務? だるいめんどいやだ。誰かやって~。」
気だるげにやってきたのは、青髪ツインテールに白メッシュが入っている少女、[漢字]赤金[/漢字][ふりがな]あかがね[/ふりがな] [漢字]来兎[/漢字][ふりがな]らいう[/ふりがな]だった。彼女は全くと言っていい程にやる気がないらしく、来たはいいもののやる気はない。
「ブレンダさん今はやる気ですからね! やっちゃいますよ!!」
楽しそうに笑っている銀髪ふわふわマッシュに編み込みがついている女性は、ブレンダ・アークライト。このチームの一員だ。どうやら今日はスイッチが入ったようで、きらきらと瞳を輝かせている。
「どうする? 私が行こうか?」
綺麗で優しさがある声色で言葉を発したのは、[漢字]赤金[/漢字][ふりがな]あかがね[/ふりがな] [漢字]來菜[/漢字][ふりがな]らいな[/ふりがな]。誰かが行かないのならば自分が行くという精神で、いつも優しく色んな人に愛されるような少女だ。
「どうする? 面白そうなやつなら俺行きたいな~。」
うきうきで出てきたのは、青髪ロングの青年[漢字]w0[/漢字][ふりがな]ダブルレー[/ふりがな]。彼は好奇心旺盛で、いつも楽しそうならば行くという事を繰り返しており楽しそうではなければ任務はしないという自由人っぷりを発揮させている。
「リーダー、どうするのでしょうか。」
少し微笑みながら河琉樹を見つめた金髪セミロングの女性は、[漢字]天使[/漢字][ふりがな]エンジェル[/ふりがな]だった。彼女は暗殺という汚れ仕事をしているが聖女と言われるような慈悲深い人物。
「誰でもいいんじゃない? てきとーでいいでしょ。」
のんびり自由にしているのは、[漢字]赤金[/漢字][ふりがな]あかがね[/ふりがな] れいあ。赤金姉妹の長女で、違法薬物が大好きな薬物中毒者。イカれてる、と言われる人物でもある。そして、彼彼女らは口々に言った時、河琉樹が口を開く。
「どうやら、別組織の人間のようです。情報収集解析チームから詳細はいただきました。性別は男。身長181cm。」
そう言いながら、情報収集解析チームが掴んできた顔写真を机に置く。男の頬には蛇のタトゥーが入っていた。黒ずんだ緑の髪色に、白色のグラデーションが入っている特徴的な男だ。
「誰にも気づかれないように、出来るだけ事故に見せかけて殺す必要性があります。私達の仕業だと気付かれぬように。」
「ボスは能力を鑑みた結果、w0、あなたを指名します。」
「俺ェ~? 面白そうなやつなのか?」
ぽけーっとw0は自身を指差す。彼にとっては面白さがナンバーワンで全ての指標がそれだ。さらに河琉樹は机の上に資料を置く。
「…情報収集解析チームのキーシャさんが掴んできた情報になります。」
真っ白な紙にまとめられた情報をさらに机の上に置く。そこには、『統率29 武勇92 知略68 政治29』、『歩兵D 騎兵C 弓兵B 魔法兵A 築城B 兵器S 水軍C 空軍C 計略A』と書かれていた。情報解析チームのリシア・キーシャの能力は【鑑定】能力値とステータスを推し測る事が出来る能力であり、これは紙に書き出したものとなる。
「これってさぁ…強いの? 強くて面白い奴と俺は戦いたいの!」
少し拗ねたかのように少し口調が強くなる。河琉樹は平然と、嘘は吐いていないという様子で「ええ。もちろん。」と返す。そして他にも置かれている資料をw0は読み始めた。
「ふーん…凶悪犯で別組織の野郎ね…。」
「いーじゃん。やってやるよ。」
けらけらと悪い下卑た笑みを浮かべながらw0は準備を始める。
「証拠は残さないように。」
河琉樹が念を押すように言い放つと、w0は「分かってる。リーダー。」とすぐに返し出発していった。彼はきっと証拠は残さずばらばらにしてしまうだろう。チームの家に持って帰ってくるのは面倒だという理由で禁止されているのだ。
「私も行きたかったですが…しょうがないですね。」
「…次の案件はアークライトに任せましょう。」
しょうがないと言わんばかりに河琉樹はブレンダにそう言葉を投げかける。ブレンダは嬉しそうにきゃっきゃと笑い始めた。
「そうなったら準備をしましょう! どうしましょうかね!
軽く明るい足取りで自分の部屋に戻る。次はどんな面白い事をしようか企んでいるようだ。w0と同じように愉快犯とも呼ばれるこの二人は、大体を面白さという指標で決めている。
「頑張ってね! w0!」
来兎はそれだけ言うとリビングのソファーに座り込むんだ。愛犬であるこまと遊び始めた。きょろきょろと天使は辺りを見渡してから、すぐに口を開く。
「…もう終わりですか。それでは。」
やる事がなくなったので、天使はさっさと自分の部屋に帰り始めた。ゆらゆらと金髪セミロングの髪が揺れる。
「あ、お姉ちゃん。私もこま触りたい。いい?」
「いいよ。」
すっ、と來菜はこまに手を伸ばす。撫でられたこまは幸せそうにしっぽを振っていた。そしてその隣ではれいあが薬物をキメていた。恐らくMDMAだろう。
「あーむ♡」
彼女は口内に薬を放り込む。とても愉快そうにれいあは笑っている。こに光景は日常茶飯事な為、誰も気にせず注意などしない。
これが暗殺チームの日常。なんやかんやで平和だが不穏な生活を彼彼女らは送っている。