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鏡の向こうの君は誰

#9

鏡が割れて、出てきた。























「...嘘だ」




「噓でしょ...?」








「な、なんでこんな、え、」






私はどうやらパニックになっているらしい。

[明朝体]「大丈夫か?」[/明朝体]

春樹は私に話しかけた。

目の前の春樹は。









彼は、




















非常に暗い姿だった。

何かよく分からないが

オーラ?

身にまとっている雰囲気が、私の知っている春樹ではない。

春樹はもっと輝いていた。

代わりに、



















私の手には、キラキラした宝石が乗っていた。

美しいガーネット。

真っ赤。

握りしめると傷ついて、

私の手から、ガーネットは消えて血が溢れたけど、







それすらも美しい。

私のすべてが

私が触れたすべてが

私から出たすべてが


























[明朝体]「とっても美しい」[/明朝体]

凛と響いた声

一人の室内に響いた声

私の声

自分が美しいこと。

自分が神になったかのように感じた。

鏡を見ると、

それは綺麗なままで、

部屋を見回しても、春樹はいなくて

それからのテストはずっと





































一位を取った。




























上には上がいたが、






今はもういない。










いつだって人は

輝いていて

誰かを踏み台にしあって

活きている、

それぞれの考えが。

生きている、

私たちが。

踏み台にすることを忘れた[太字]誰か[/太字]は























消えてしまったようだ。

















ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

めっちゃ短編でしたが完結しました。

なんか10人の人に見られているらしく、嬉しい

ありがとうございます。

いつも遅い時間の投稿だったりしてますが、一応完結しました。

はい。

何か別の作品作るかもしれないですね。

頑張ります

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

完結したよ
超短編になった
考察ポイント、後日投稿しますかもです

2023/12/19 22:35

ぺっぱー ID:≫4pMJE9MW26Vz2
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