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鏡の向こうの君は誰

#7

鏡に怒った

[明朝体]「なんで君はそんなに」[/明朝体]








「なに」






[明朝体]「悲しいことを言うんだい?」[/明朝体]









「???」

はい?

「え」

[明朝体]「僕、君に何かしたかな」[/明朝体]

「いや、何も」

[明朝体]「それなのになんで」[/明朝体]




























[明朝体]「皮肉だって言ってくるの?」[/明朝体]

「なに?」

それは違う。

私の考えが、じゃない。












春樹の考えが違うんだ。



だって、

じゃないと、

私は、








自分の思想を示すことが完全に拒否されているのと一緒の存在になってしまう。

「それは、私に発言権がないって言っていることとほぼ一緒だよ」

[明朝体]「え?」[/明朝体]

「私がそう思ったからそう言っただけであって、それを否定するのはどうかと思う」

[明朝体]「...そっ、か。」[/明朝体]

[明朝体]「そうかそうか。」[/明朝体]










[明朝体]「僕、君とこうやって話ができて嬉しいよ」[/明朝体]

[明朝体]「新たな考え方を深めることってこうやってできるんだって」[/明朝体]

[明朝体]「君が感じさせてくれたよ」[/明朝体]

[明朝体]「さぁ、それで僕たちはどうするべきだろうか」[/明朝体]


























え、ちょ、っと。

私の頭はパンクしかけている。

急にそんないろいろな内容を話されても...

「あ、あぁ。えーっと、私たち、これはどうすればいいのかしら」

[明朝体]「きみはどうしたい?」[/明朝体]

「うーぬ、鏡...」


















[太字]私[/太字]は鏡に対して私を皮肉っているようで腹が立った。

けれど、[太字]春樹[/太字]からしたら違う。

だから_______________

「わかったよ」




































































「[太字]私は[/太字]、この鏡を砕こうと思うよ」













[明朝体]「え、砕...?」[/明朝体]

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作者メッセージ

夜に失礼します。

2023/12/12 22:12

ぺっぱー ID:≫4pMJE9MW26Vz2
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