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鏡の向こうの君は誰

#6

鏡から離れた

[明朝体]「じゃあ、見に行ってくるよ」[/明朝体]

「私も、行ってくるよ」



彼の姿が[太字]私の家の鏡[/太字]に映らなくなったことを確認し、私は自分の部屋のドアを開けた。

[打消し]。たえ見でん歪が間空[/打消し]

目を埋め尽くすは空白。

私の視界には白が映っていた。

真っ白。

真っ白。

本当だったらここに階段があったはずだったのに。

ない。

なくなったね。

全てなくなってしまったね。

真っ白だ。

歩き続けた。

足跡

    足跡
足跡
  足跡
 足跡
     足跡

       足跡
     足跡

      あ
    し
         あ
             と


[水平線]







[水平線]





[水平線]



[水平線]


[水平線]

[水平線]
[水平線]
[水平線]

後ろを振り返る。

景色は変わっていなかった。

歩いているはずなのに

歩いていない。

鏡との距離も変わっていない。

「どういうこと...」

[明朝体]「さぁ...僕も分からない」[/明朝体]

すぐ近くで声がした。

すぐ目の前、

少し見上げると

[明朝体]「やぁ」[/明朝体]

春樹がいた。

「なに」

[明朝体]「同じ景色を見ているようだね」[/明朝体]

「そうなの?」

[明朝体]「僕は今」[/明朝体]


















[明朝体]「青を見ているよ」[/明朝体]

...らしい。

それなら、

「私とみている景色は違うみたいね」

[明朝体]「そうなのかい?」[/明朝体]

「私は白を見ている」

[明朝体]「あぁ、そう。」[/明朝体]

青と白。

君と私。

天と地。

青と白以外は全部反対の意味なのに。

全く違って結構違って少し似ている?

皮肉を込めた

青と白。

「皮肉かしら」

[明朝体]「なにが」[/明朝体]

「私とあなた、よく考えて」

[明朝体]「は?」[/明朝体]

「天と地」

「青と白」

「[打消し]        [/打消し]」
















[明朝体]「君、[下線]そこ[/下線]に逝ってしまうのはどっちなのか考えながら言っているのかい?」[/明朝体]

「勿論。」

「すべて反対の意味なのに、青と白。これだけ反対じゃない。」

「正反対で正反対で、どこまでも同じ」

「皮肉だと思わない?」

[明朝体]「うーん」[/明朝体]















[明朝体]「僕は思わないかな」[/明朝体]

「そう。やっぱり反対ね」



















[明朝体]「なんで君は[打消し]    [/打消し]」[/明朝体]

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作者メッセージ

作者です。眠たいです。

頑張ってます。

2023/12/11 21:22

ぺっぱー ID:≫4pMJE9MW26Vz2
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