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鏡の向こうの君は誰

#2

鏡の内側は毒


「テストの順位発表だってよ」

「お前俺と対決な!!」

「お前w流石に勝てるわw」

「俺保体頑張ったからw」

「主要五教科や[小文字]れよwww」[/小文字]

[小文字]「それなww」[/小文字]

[小文字]「...」[/小文字]

つまんな。

どうでもいい。

でも親は結局聞いて来いって言ってきた。

わかんないのかな

私のき「ねぇ!!」














反応が遅れた。

「なぁに、びっくりしたぁ。はづちとゆゆか。」

「あとで順位教えてねっ」

「天才ちゃんだしどーせまた順位たっかーいんでしょ?」

天才ちゃん?

「あはは。そんなことないよー。今回は自信ないな」

「嘘だぁ、そんなこと言ってあっさり九十点台とってるくせにぃーっ」

「このっ天才ちゃんめ!」

なんで。

「本当に自信ないって」

「じゃあ勝負しよう!」

「おっ、いいね!」

よくない。

「よくない。」

あ。

「えぇ、ノリ悪ぅ」

あ。

「ほら、国語のあいつとか言うじゃん」

うん。

「他人じゃなくて自分と戦え、みたいな」

誤魔化せた。

「wwモノマネ似てるwウケるw」

「そっくりじゃんww」

やっぱり人間って単純だ。

低能だ。

[打消し]私も含めて。[/打消し]

皆が低能だから、毒であふれる。

独が出てくる。

幻は一時的な解毒剤。

現実は永遠に毒の海。

許せ、世界。

許せ、現実。

許せ、幻。

許せ、鏡よ_________________。

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作者メッセージ

一気に二話出しました。眠いです。

2023/12/08 22:35

ぺっぱー ID:≫4pMJE9MW26Vz2
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