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かなりの長編になる模様。
キャラ崩壊、作者の知識不足注意。

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25時、夜に堕ちて。

#4

OWN.

25時頃、ニーゴのメンバーとボイスチャットをしていた。辺りは暗闇に包まれていた。パソコンから光るブルーライトが私を照らした。

『ふわぁ……』

Amiaが通話越しに欠伸をした。

『今日はもう限界かな〜ボクそろそろ落ちるね〜』

Amiaが疲れていそうな声でそう言った。

雪がAmiaに適切な言葉で、返事を返した。そして、えななんも落ちる、と言いかけた時、

『皆に言おうと思ってたことがあるんだった』

えななんが私達に向かってそう言った。

『ねぇ___[太字]OWN[/太字]って知ってる?』

えななんが私達にそう問いかけた。

(………知らない)

私がそう思った時、K、雪が疑問を返した。そして、Amiaは頷いた、どうやらAmiaは知っているみたい。

Amia曰く、[太字]OWN[/太字]とは私達のように作曲して、曲を投稿しているクリエイターのよう。Kと雪は驚いているようだった。

『夜、聞いてる?』

『聞いてる』

えななんが私にそう聞いた。勿論、私は話を聞いていた。返事をしていないだけ。

『……返事とかしなさいよね、ほんっと分かりにくいんだから!』

『まぁまぁ、えななん落ち着いてよ』

えななんは大声をあげて、怒っているよう。そのえななんをAmiaが宥めていた。

『怒らせたのなら、ごめん』

『怒るに決まってるでしょ!!ふざけないで!』

(ふざけてない…)

私はそっぽを向いて、頬杖をついた。ブルーライトを光らせる画面を見ないようにした。

『えななん、落ち着いてね』

『夜も、怒らせちゃったのなら謝りなよ?』

イヤホンから、雪の春のように穏やかで雪のように冷たい声が聞こえている。雪は、闇に落ちている。「真面目な優しい自分」を演じているだけの「闇に堕ちた孤独な少女」である。

『ごめん』

また画面に目線を戻して、適当に謝罪の言葉を述べる。

『いいのよ、私も怒っちゃってごめんね』

えななんも謝罪の言葉を述べた。違った部分と言えば、本心で思っているかいないか。

『歌ってくる』

そんな言葉を残して、チャットをミュートにして、イヤホンを外した。私は、自分のことが嫌い。人、1人守ることのできない自分が嫌い。
そんな事を考えながら、歩を刻むのは、少し、気持ちが悪かった。 

このボタンは廃止予定です

2024/10/25 16:37

ツクヨミ ID:≫bpFw.q3QlfiFw
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