『頑張ろう〜！』

Amiaの大きく明るい声で始まったナイトコードの作業、いつも通り、私は歌詞が完成するまでやることがない。
雪の歌詞を何パターンか書いた報告を聞いて、細い指で
、指いじりをして、時間潰しをしていた。


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数時間後、えななんの提案で休憩となった。

『最近肩凝りやすいんだよね』

と話すAmia、にえななんは口を開いて、

『運動不足なんじゃない？』

と煽るような口調で返した。
その言葉の通り、Amiaは運動不足で外に出たいようだが、外に面白いものがないと言っていた。

『それなら、人形展のチケットいらない？』

その時、Kが会話に入ってきて、そう言った。えななんが、唐突に放たれたその言葉を聞き返した。

『そうだ、皆で行こうよ！！！』

Amiaは人形展の説明をされて、テンションが上がっていったみたいだ。

私は行きたいとは思わなかったが、偶然にも奇跡が重なり、人形展に皆行けることになった。
そうなると、断る理由がなくなるというものだ。

『夜も行くよね？』

『どちらでも』

私は少し間を開けたあと、そんな事を尋ねたAmiaに向かって返答をした。

『おっけー！！じゃあ皆で行こー！！』