【参加型】街を守る不良校『黎明高校』
そうして入学式を終えた有琉は自分の教室____1-Aにやって来た。
ガラガラと音を立ててドアを開く。すると、中にいた生徒たちの目線が突き刺さった。そして____
「さっきの、良かったぜ―!」
「いやー、俺達で支えてやんねえとな!新総代‼」
有琉「・・・・・・おう、サンキュ」
笑顔で接してきた彼らに有琉も笑顔で返す。すると、有琉の元に一人の少年がやって来た。
背中に届く程長い青髪に、感情に乏しい白色の瞳。線の細い体を黒色のシャツに包んだ少年だ。少年は有琉を見ると、
「東雲有琉、だっけ」
有琉「おう、えっとーお前は・・・」
「お前とおんなじだよ、副総代に選ばれた[漢字]蒼月翔[/漢字][ふりがな]そうげつしょう[/ふりがな]だ。よろしく」
無表情のままそう言った翔は、すぐに体を翻すと窓辺近くに座り、本を開いた。総代と同じで二人の副総代も1年から選ばれる。それを思い出した有琉がもう一人の副総代は誰かと思っていると、
弥生「お探しの副総代は僕だよ」
有琉の肩を後ろからポンと叩き、そう言った弥生。そう言った少女を有琉は見上げ____そう、見上げたのだ。
弥生「どした、苦虫噛み潰した顔してー?」
有琉「なんで俺より慎重高えんだって思っただけ・・・」
有琉よりも頭一つ分より大きい弥生から、有琉は溜息を吐いて目を離した。
ガラガラと音を立ててドアを開く。すると、中にいた生徒たちの目線が突き刺さった。そして____
「さっきの、良かったぜ―!」
「いやー、俺達で支えてやんねえとな!新総代‼」
有琉「・・・・・・おう、サンキュ」
笑顔で接してきた彼らに有琉も笑顔で返す。すると、有琉の元に一人の少年がやって来た。
背中に届く程長い青髪に、感情に乏しい白色の瞳。線の細い体を黒色のシャツに包んだ少年だ。少年は有琉を見ると、
「東雲有琉、だっけ」
有琉「おう、えっとーお前は・・・」
「お前とおんなじだよ、副総代に選ばれた[漢字]蒼月翔[/漢字][ふりがな]そうげつしょう[/ふりがな]だ。よろしく」
無表情のままそう言った翔は、すぐに体を翻すと窓辺近くに座り、本を開いた。総代と同じで二人の副総代も1年から選ばれる。それを思い出した有琉がもう一人の副総代は誰かと思っていると、
弥生「お探しの副総代は僕だよ」
有琉の肩を後ろからポンと叩き、そう言った弥生。そう言った少女を有琉は見上げ____そう、見上げたのだ。
弥生「どした、苦虫噛み潰した顔してー?」
有琉「なんで俺より慎重高えんだって思っただけ・・・」
有琉よりも頭一つ分より大きい弥生から、有琉は溜息を吐いて目を離した。
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