文字サイズ変更

【参加型】街を守る不良校『黎明高校』

#6

#2

名前を呼ばれた有琉はその場で立ち、梛が待つステージ上に上がった。
梛にマイクを渡され、スイッチが入ってるか確認する。

有琉《あーあー》

マイクを口元の近くに持ってきてそう喋った。恐らくマイクテストのつもりだろうが、梛が使ってた状態からそのまま渡したから電源は付いていて当たり前だ。3年の列からは笑いを堪える声が聞こえてくる。
梛は有琉の横に並んで立ち、マイクを見ている有琉を横目で見て、

梛「(相変わらずのマイペースっぷりだなあ・・・)」

そう思う梛の隣で有琉はそろそろ喋るつもりなのか、大きく息を吸うと

有琉《えーということで、今年から総代を務めさせてもらうことになった東雲有琉です。といっても正直言って俺にふさわしいのかとか、総代らしく出来るのかっていう不安はありますし、皆さんを上手く引っ張っていけるのも出来る気が全くしません・・・・・・ですけど、俺は俺なりに精一杯この役目を務めたいと思います。迷惑をかけるかもしれませんが、よろしくお願いします》

真剣な表情でそう言い切った有琉は綺麗な礼をして、ステージから降りた。そんな後輩の背中を見送った梛は薄く微笑み、

梛《それでは新入生は下駄箱前にクラス表があるので、それを見て自分の教室に向かってください》

こうして『黎明高校』の入学式を終えた。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

次からは本格的に物語に入れたらいいなーって思ってます!

2024/10/30 16:12

ID:≫apE8Ebt/Yxa52
続きを執筆
小説を編集
/ 7

コメント
[45]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL