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白 い 悪 魔 を 裁 い て い く

#3

#02 始まり(後編)

宵崎奏side
「それにしても休憩がもらえるなんてね♪」
「本当に不思議だよね〜」
「なんで ?」
「だって、こんな休憩させてくれるのに、家には帰して貰えないなんて……!!」」
「た、確かに……」
「て言うかあんたまふゆ、さっきから全然喋ってなくない?」
「……。別に、喋らなくても良いから」
「はぁ!?何それ!」
「………ごめん」
「なんか余計にイライラしてきたんだけど!?」
「あっはは〜」

こんな所に居てからしばらく立ってたけど
やっぱり変わらないな
______________________________________________________________________________________
 ××分後……
​_______________________________________________________________________________________
「皆さん、そろそろ1時間立ちそうです。……逆らったらどうなるか分からないので従いましょう」
「……。確かに、逆らったら何されるか分からないものね」
『1時間経ちました。ロビーに移動してください」
「……。チッ行くか」
「もー、舌打ちしないの」
「ていうかロビーって何処だろう?」
「うんうん!あたしも気になってた!」
「あー、もしかしてさっき居た場所じゃ」
「しほちゃん天才!!」
「じゃ、移動しますか」
__________________________________________________________________________________________

『今から人狼ゲームを始めます。参加者の皆さんはご自身の部屋へ向かい、カードを確認して下さい』

「ずいぶん本格的なのね……。」
「まぁその為に私達を此処へ集めたんだからね」
__________________________________________________________________________________________
私は地図?に書かれていた自分の部屋へ向かい、
【宵崎奏 様】
と書かれたプレートが付いてある部屋に入った。
「……。おじゃま、します」
そして、部屋の奥の方にある机にカードらしき物が置いてあるのを確認した。
(コレか)
……。私の役職は×××、か。
私に、出来るのかな。
けど、カードゲームなんて久しぶりだな
瑞希が持ってきてセカイでやる事はあったけどお
人狼ゲームは本当に、……何年ぶりだろう
ルールもちょっと曖昧かも
後で瑞希に、
聞いておこうかな
_____________________________________________________________________________________
「えっと場所は……」
私はさっきいた場所へ戻ってきた
しかし、さっきと違い、テーブルの場所に部屋と同じく
【宵崎奏 様】
と、書かれた場所があった

「あ、奏さん。」
「星乃さん。こんにちは」
「えっと、この名前が書かれた場所へ座れば良いのかな?」
「はい。多分そうだと思います。私も今来たばっかりでよく分からないんですが……」
「そうなんだ。良かった」
私は、
【宵崎奏 様】
と書かれた場所へ座った。

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2024/10/30 19:45

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