文字サイズ変更

二次創作
白 い 悪 魔 を 裁 い て い く

#21

# 20 絶対違うよ!!


「ッ、もう、大丈夫だから。ありがとう、えむちゃん。」

そう言う望月さんの目には、ハイライトが入っていなかった。

「……でもっ、。……!」

「ごめん。こんな時に言える事じゃ無いんだけど………、」

「''私、霊媒師です。''」

!衝撃だった。
…絵名が、''霊媒師''だったなんて

「……それは、本当ですか?」

「もちろん」

「他に、霊媒師って方います?」

「…東雲さんが霊媒師って事で良いですか?」

「………」

分かりにくいが、みんな小さくうなずいた。

「じゃあ東雲さんが霊媒師って事で進めますね。」
「…なんで今なんですか…?」

「実は、さ。志歩ちゃん、白だったんだよね…」

「……!?」

「嘘でしょ!?だったら志歩ちゃんは人狼じゃなかったって事!?」

「いや、みのりちゃんには言いにくいんだけど…多分、志歩ちゃん''狂人''だよ。」

「…けど確信は無いんですよね?」

「まぁそりゃあそうだけど……」

「じゃあ、日野森さんは''市民だったかもしれないって事ですよね?''」

恐る恐る、じっくり桐谷さんは絵名に質問した。

「そんな事言われても……。」

「…じゃあ、もしかして望月さんが人狼って事も……?」

「…そんなわけ、ないじゃん。変な事言わないで……」

その時、誰かが言った。

「「じゃあ、望月さんは''本物''の日野森さんを突き落としたって事もあるんだよね…?」」

一瞬で空気が変わった。

「…誰ですか?今の言ったのは…」

もちろん、答える人は誰も居なかった。

「…ごめんなさい。穂波ちゃんの事疑って無いんだけど…っ、今の聞いたら、もしかして本当なんじゃないか なっ て…」

「…!!こはね…!!」

「本当に違うの!ごめんね穂波ちゃん。」

「………………………」

その声に、望月さんは答えなかった。

「違うよ!ほなみちゃんは違います!理由は無いけど……とにかく!穂波ちゃんは本当の占い師です!!」

「…えむちゃん。」

「…げど、理由がないなら………」

「…あの、今こんな事言ったら疑わられるかもしれないんですけど……」
「えむちゃん。えむちゃんは白でした。」

「分かった。信じます。今日はみなさん自分を投票しましょう。」
______________________________________________________________________

そして、みんな投票できた。

『投票結果を言います。望月穂波……』

『''7票''!!』

…嘘でしょ

「…!そんな!なんで…!」
「いや、!いやです!なんで、なんで私が!!」

『…言い訳は無し!』

その一言で、望月さんはペタリと力が抜けたように倒れ込んだ。(座った。)

「……あぁ…」

『残念だったね。バイバイ』

「いやっ((

その声と共に、望月さんは''落ちた''
そう、落ちたのだ。

私とまふゆが落ちた穴みたいに、いきなり望月さんの足元に穴が空いた。

信じられなかった。



2024/12/23 16:29

サクロ ID:≫apiEgCNl9kedg
続きを執筆
小説を編集

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

パスワードについて

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 29

コメント
[7]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL