???(A)「誰?」
急に後ろから声がした。
後ろを振り返る。
美咲「目が冷めたのね...よかった」
返事を返すと同時に

「さらった奴の仲間か?」
と怯えながらこっちを向いて言ってる。

それに気づいた美咲は
美咲「大丈夫です!私達、敵じゃないです!」
万円の笑みを見せて敵対心をなくす。

???(A)「そうなのか...本当だな?」
美咲「はい!」

話していると、また違う起きた生徒が 美咲 の背後から見ていた。
コソコソと話している。

???(B)「(髪型...ピンクのツインテール...話し声...)」
彼女は目を疑いながら美咲を見ている。
???(B)「美咲?!」
???(C)「知っているの?あの女の子」
それに気づいた隣の男の子が問いかける。

???(B)「私の邪魔ばかりしてくる奴」
彼女は何か、美咲に対してすごくイライラさせてる。
???(C)「そんなやつがいるのか...」

話し声が聞こえたのか、後ろに目をやると、美咲は気づいた。
一瞬で過去を思い出す様に。
美咲「!!!!!」

美咲はその彼女から距離を離し、紅葉達の後ろに隠れる。
すごく怯えていて、顔が青ざめている

紅葉「?。美咲ちゃん?」
降矢「どうした?」

美咲「.....」
美咲は震えている。
何も話せなくなっている。

降矢「...?」
何に怯えているのか、考えていたその時

紅葉「皆さん自己紹介しましょう!」
紅葉「紅葉 です。よろしくお願いします?」
順番に話していく
???(A)「俺は[漢字]影林[/漢字][ふりがな]かげばやし[/ふりがな] [漢字]修[/漢字][ふりがな]シュウ[/ふりがな]です」


???(B)「私は[漢字]黒岩[/漢字][ふりがな]くろいわ[/ふりがな] [漢字]花香[/漢字][ふりがな]ハナカ[/ふりがな]」

???(C)「僕、[漢字]白宮[/漢字][ふりがな]しらみや[/ふりがな] [漢字]純[/漢字][ふりがな]ジュン[/ふりがな]って言います」
任凪 降矢(まかなぎ ふるや)君と綾野 紅葉(あやの こうは)
降矢「僕は[漢字]任凪[/漢字][ふりがな]まかなぎ[/ふりがな] [漢字]降矢[/漢字][ふりがな]フルヤ[/ふりがな]といいます。」

???(D)「[漢字]丈島[/漢字][ふりがな]たけじま[/ふりがな] [漢字]世安[/漢字][ふりがな]セイヤ[/ふりがな]です。よろ」


最後の番に回ってきたのは美咲だ。

美咲「[漢字]猫可愛[/漢字][ふりがな]ねこかわ[/ふりがな] [漢字]美咲[/漢字][ふりがな]ミサキ[/ふりがな]...で...す...どうも.....」

まだ怯えている。

影林「これから会議をしよう。」
何かを計画しているようだ。

黒岩「はぁ?何言ってんの」
彼女は呆れた様子で言っている。

分からないので影林に問いかける
丈島「どういうこと?」

その言葉に
影林「ここにいる者は幽霊に連れてこられた人だと思うので...」

途中で紅葉が口を挟む
紅葉「え?じゃあみんなで脱出するためにってことで、会議をするんですか?」
影林「...つまりはそういう事です」

みんなが真剣になる。

白宮「じゃあ、まずは役割分担を決めよう」