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4人の

#2

約束通り

由華「私の話?」
介彩「えっ…」
由華「…久しぶりだね。介厘、彩音。雄大も」
雄大「…」
彩音「ほんとに、ゆーちゃんなの?」
由華「そうそう、私がゆーちゃんだよ~☆」
彩音「あ、そのちょこっとボケを入れてくる感じ、ホントにゆーちゃんだ」
介厘「…」
彩音「男子2人が固まってる…」
由華「あらら」
介厘「…放課後」
3人「?」
介厘「放課後、説明して貰うからな」
由華「もちろん、そのつもり」
雄大「そうか。」 
由華「そうだよ」
雄大「場所は」
彩音「月曜だから家に人いないよ」
雄大「じゃあそこで」
介厘「彩音の家覚えてるか?」
由華「覚えてるって」




3人「お邪魔します」
彩音「はいいらっしゃい。お茶入れてくるから適当に座ってて」
由華「そんな気を使かって貰わなくていいのに」
彩音「いいのいいの。待ってて」


介厘「まあ早速だが、何があったとか色々言って貰うぞ」
由華「お母さんは元々シングルマザーだった。それはみんな知ってるでしょ?でもね、私が引っ越した年長の時、お母さんが再婚したの。その結果名字も変わった。引っ越したのは新しいお義父さんの仕事場から家が遠かったから。…ここまでは多分よくある話だと思う。当時幼かったから大丈夫だと思ってたんだけどね、お義父さんとは、あまりいい関係を築けなかったの。なんというか近寄りがたいというかね、小学校の頃からずっとそんな状態だったの。その最中お母さんが事故で死んじゃってね。暫く立ち直れなくてずっと部屋に閉じ籠ってた。そしたらお義父さんが、こう言ったの。」

『昔からの知り合いの前だと、本心を出しやすくて気が落ち着くと思う。この機会に元々住んでいた所に帰ってみるか?』

「って。私は嬉しくて。すぐに返事をしたんだ。で、今ここに居れるの。全ては苦手だったお父さんのお陰。」
彩音「ゆーちゃん!(抱きつく)」
由華「あ、彩音!?」
彩音「辛かったね。でももう大丈夫だよ。わたしたちは何があってもゆーちゃんの側にいるからね!」
雄大「…色々と驚いた所はある。だがお前がここに居ることで幸せになれるなら俺はそれでいいと思う。俺はよっぽどの事がない限りここからは居なくならないからな。」 
介厘「ずっと、理由が気になってた。でも俺はお前の気も知らず話してくれればいいと思ってた。だけどそりゃ言いにくいだろうな。俺だったら言いたくない。だけどお前は言ってくれた。8年越しに。それだけで嬉しいよ。だからこれだけ言わせてくれ。」






約束通り、また一緒に遊ぶぞ!

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

違和感とか色々あるかもですが優しい目で見てください((

2024/11/01 20:33

珈琲なら飲めるサカズキ ID:≫.pOLjGFU5tAEU
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