お嬢様は愛を一億円で買います。
「なぁ、愛子…これで合ってるか…?」
(問1、38…問2、x=3…)
「20問中15問正解、75点…!すごいじゃないっ」
「よっしゃ!」
あれから、毎日岬くんのバイトが終わった後、勉強会をした。
今日はバイトもないし、テスト4日前だから授業も4限で終わる。
今は、図書室で2人で勉強をしている。
(岬くん、前と比べたらぐんぐん伸びてるわ…)
赤点回避以上に、平均点以上を目指すのもできそう。
「頑張ってるわね。」
「愛子の教え方うめぇしさ」
「今日は、どこやる?あなた漢字が苦手でしょう?」
「そーだな。漢字やっか」
ーーーーーーーー
「なー、これ『防人=ぼうじん』で合ってる?」
「それは『さきもり』よ…」
「いや、どー考えてもぼうじんだろ!!」
「…」
こんな感じで、始まってから1時間が経過。
「じゃあ、次はこのページを…」
次の問題に移ろうとしたとき…
「あ、2人ともここで勉強してんだ」
柳木くんが来た。
「あら、柳木くん。あなたも勉強?」
「そーそ。数学がどうも苦手でねー…」
「柳木も一緒にやるか?愛子、教え方めっちゃうめぇぞ」
「でも、邪魔じゃね?俺いたら…」
(変なところで謙虚ね…)
「別に、気にしないわよ」
「そ?じゃ、お願いします!」
こうして、柳木くんも加わり、3人で勉強会。
「柳木くん、いつも順位ってどれくらいかしら?」
「んー、この前は50位だったけ?」
「うわ、俺より頭いいじゃん…」
「岬は?」
「下から数えたほうが早いな」
「へぇ」
(嫌味がない…やっぱり良い人…)
ーーーーーーーー
「伊集院、ほんと教え方うまいのな」
「そんなに…これくらい普通よ」
「助かったわ、さんきゅ!俺弟のお迎え行かなきゃだから帰るな!」
「また明日ね」
「俺らも帰る?最近暗くなんの早いしよ…」
「でも、今日のノルマ未達成よ?」
「うっ…今日だけ!!許して!!」
「えぇ~…」
「ん~…じゃあ、またゲーセンとか連れてってやるから!!」
(ゲーセン…)
「ほんとにあるのね…都市伝説かと…」
「まじかよ…」
「…まぁ、頑張ってるし、今日くらいなら…?」
「よっしゃっ!帰ろーぜ。あ、晩メシ食ってく?今日鍋だけど」
「食べたいわっ」
「じゃ、美宇の面倒頼むわー」
「えぇ、任せてちょうだい」
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(問1、38…問2、x=3…)
「20問中15問正解、75点…!すごいじゃないっ」
「よっしゃ!」
あれから、毎日岬くんのバイトが終わった後、勉強会をした。
今日はバイトもないし、テスト4日前だから授業も4限で終わる。
今は、図書室で2人で勉強をしている。
(岬くん、前と比べたらぐんぐん伸びてるわ…)
赤点回避以上に、平均点以上を目指すのもできそう。
「頑張ってるわね。」
「愛子の教え方うめぇしさ」
「今日は、どこやる?あなた漢字が苦手でしょう?」
「そーだな。漢字やっか」
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「なー、これ『防人=ぼうじん』で合ってる?」
「それは『さきもり』よ…」
「いや、どー考えてもぼうじんだろ!!」
「…」
こんな感じで、始まってから1時間が経過。
「じゃあ、次はこのページを…」
次の問題に移ろうとしたとき…
「あ、2人ともここで勉強してんだ」
柳木くんが来た。
「あら、柳木くん。あなたも勉強?」
「そーそ。数学がどうも苦手でねー…」
「柳木も一緒にやるか?愛子、教え方めっちゃうめぇぞ」
「でも、邪魔じゃね?俺いたら…」
(変なところで謙虚ね…)
「別に、気にしないわよ」
「そ?じゃ、お願いします!」
こうして、柳木くんも加わり、3人で勉強会。
「柳木くん、いつも順位ってどれくらいかしら?」
「んー、この前は50位だったけ?」
「うわ、俺より頭いいじゃん…」
「岬は?」
「下から数えたほうが早いな」
「へぇ」
(嫌味がない…やっぱり良い人…)
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「伊集院、ほんと教え方うまいのな」
「そんなに…これくらい普通よ」
「助かったわ、さんきゅ!俺弟のお迎え行かなきゃだから帰るな!」
「また明日ね」
「俺らも帰る?最近暗くなんの早いしよ…」
「でも、今日のノルマ未達成よ?」
「うっ…今日だけ!!許して!!」
「えぇ~…」
「ん~…じゃあ、またゲーセンとか連れてってやるから!!」
(ゲーセン…)
「ほんとにあるのね…都市伝説かと…」
「まじかよ…」
「…まぁ、頑張ってるし、今日くらいなら…?」
「よっしゃっ!帰ろーぜ。あ、晩メシ食ってく?今日鍋だけど」
「食べたいわっ」
「じゃ、美宇の面倒頼むわー」
「えぇ、任せてちょうだい」
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