[太字]キーンコーンカーンコーン　キーンコーンカーンコーン[/太字]

わたしはチャイムがなったので誰もいない教室に戻った。
「藍〜顔赤いよ？何かあったの？途中でどっか行っちゃうし。」
「莉緒！びっくりした〜。」
いつのまにかみんな帰ってきていたみたいだ。
「で、どうしたの？」
「い、いや。　なんでもないよ？」
「いや絶対何かあるでしょ！」
「っ！」
「え〜(煽)」
[太字]キーンコーンカーンコーン　キーンコーンカーンコーン[/太字]
ふぅ。ちょうどいいところでチャイムが鳴ってくれた。
なぜなら、これ以上聞かれるとぼろを出してしましそうだったからだ。
わたしはさっきのことを思い出さないようにして、授業を受けた。