僕が教室に入ると女の子がワーっと僕の周りに集まってきた。
「あ、あの。宙くんだよね」
一番可愛い女の子が話しかけてきた。
「つ、付き合ってくれないかな…」
ん？僕の頭は一瞬パンクした。
付き合う？こんな可愛いこと？
ああ、そう言うことか、女の子たちはその女の子が告白するから
みんなで集まったんだ。
そういうことならもちろんオッケー
「いいよ」
僕が言うとワーっとクラス中が盛り上がった。
女の子が顔を赤くしながら言った
「わ、私の名前は胡春、よろしくね」
な、名前も可愛い
「よ、よろしく」
僕も顔を赤くしながら返した。
その女の子も顔をもっと赤らめてニコッと笑って返してくれた。
ああ、僕は幸せもんだ。
しかし、喜びはそれだけではなかった。
もっと、もっと嬉しいことがこの後にも続いたのだ。