無気力な幼なじみの世話焼き
「いと……」
「つづ!!早く起きろぉーー!」
「なぁにぃ…」
まだ眠そうで重いまぶたを開けている、幼なじみの綴李。
「遅刻するってば!」
私は支度満タンだけど…
問題なのは綴李。
ちょこっとついた寝癖に暖かそうな寝巻き姿でお布団にくるまっている。
「先行くよ?!」
「や!ダメ…いと…」
どうしても一緒に登校したいらしく、無理矢理体を起こしてクローゼットへ向かう綴李。
「早くしてね?!着替えてリビングに来てね?」
「いと〜おはよ」
「うん。おはよ…制服はちゃんと着て?」
ボタンは一つも閉まっていなくて襟もたっているし、ネクタイなんて首からぶら下げてあるだけ。
「いとちゃんがやってよ」
「いやだよ」
「じゃあこのままで行こ」
「ダメだよ?!校則は守らないとね?!」
「じゃあやってよ」
うぅ……
まぁ校則を守らないと!って理由もあるけど…
なにより、
綴李は学校で王子様キャラでキラキラ輝いているから、こんな姿で学校なんて行ったら大騒ぎだよ。
綴李のブラウスのボタンに手をつける。
うぅ〜〜…
恥ずかしすぎる!?
心臓が飛び出るよお?!
こんな至近距離でお顔のぞかれちゃ誰でもドキドキするじゃん!
恋心のドキドキじゃなくて、緊張のドキドキだから!ね?!
「あはは。いとちゃんお顔真っ赤でかぁわいいね」
"ちゃん" 付けとかなんなの?!
なんとかつづの制服を綺麗に着せた…。。。
「つづ!!早く起きろぉーー!」
「なぁにぃ…」
まだ眠そうで重いまぶたを開けている、幼なじみの綴李。
「遅刻するってば!」
私は支度満タンだけど…
問題なのは綴李。
ちょこっとついた寝癖に暖かそうな寝巻き姿でお布団にくるまっている。
「先行くよ?!」
「や!ダメ…いと…」
どうしても一緒に登校したいらしく、無理矢理体を起こしてクローゼットへ向かう綴李。
「早くしてね?!着替えてリビングに来てね?」
「いと〜おはよ」
「うん。おはよ…制服はちゃんと着て?」
ボタンは一つも閉まっていなくて襟もたっているし、ネクタイなんて首からぶら下げてあるだけ。
「いとちゃんがやってよ」
「いやだよ」
「じゃあこのままで行こ」
「ダメだよ?!校則は守らないとね?!」
「じゃあやってよ」
うぅ……
まぁ校則を守らないと!って理由もあるけど…
なにより、
綴李は学校で王子様キャラでキラキラ輝いているから、こんな姿で学校なんて行ったら大騒ぎだよ。
綴李のブラウスのボタンに手をつける。
うぅ〜〜…
恥ずかしすぎる!?
心臓が飛び出るよお?!
こんな至近距離でお顔のぞかれちゃ誰でもドキドキするじゃん!
恋心のドキドキじゃなくて、緊張のドキドキだから!ね?!
「あはは。いとちゃんお顔真っ赤でかぁわいいね」
"ちゃん" 付けとかなんなの?!
なんとかつづの制服を綺麗に着せた…。。。
このボタンは廃止予定です