あなたの声で生きている

ー間奏ー

当たり前のようにそばにあった
その声に今飢えてるんだ
内緒だけど君が好きなんだ
わかるかなんて金輪際

もはやどうでもいいんだ
約束したはずだろうが
どうして「一緒にいたい？」
って聞いてもはぐらかすの？

ただあまりにも簡単な決定事項が欲しかった
覚えていれば描けるそんな解で点を取りたかった

その声とやさしさに
私はただ溺れてる
叶うことなら
昔に少し帰りたい！

レコーダーになって私
すべてを覚えていたいの
交わした話も　私のために
笑ってくれる声も
レコーダーになって私
あなたの専用じゃなくていい
ここで会えたら　また話せたら
どうしてか意義のないことばかり

ー間奏ー

明かりがやけに眩しく見えた
その顔今は見たくないんだ
どうかその笑顔をやめて
すぐに離れてほしいと

どこかのだれかが歌っていたよ
「好きな人の好きな人という
そんな存在であるだけで
キライだ」ってそのままよ

ただあまりにも易しい迷宮に入れておきたかった
遠まわしでもいいから少しぐらい気づいてほしかった

その声と優しさが
今は少しだけ辛いよ
あなたのこと
私ここまで考えていたくない

レコーダーになって私
すべてをもう一度
再生したら　きっと埋まるはずだから心も

レコーダーになった私
あなたは愛してくれるのか？
果たして結ばれたとして
それは続いていく橋なのか？

レコーダーになって私
すべてを覚えていたいの
交わした話も　お互いに
手を握りあった記憶だって
レコーダーになって私
あなたの専用にはなりたくない
この恋が壊れる様を
私は何度も見てきたから

結ばれた指が離れるときが
何よりも儚くて辛いから