ーイントロー

過ぎ去る季節の向こう側
あなたに恋をした一つの花
それは悲しく咲き誇り
今あなたの[漢字]下[/漢字][ふりがな]もと[/ふりがな]で枯れる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Aメロ
少なくとももう少しだけは
あなたと笑っていたかった
そんな後悔は　花に雫となり
咲かせる手助けをするだけ

「どうして泣いているの」
自分が問う
内緒話が嫌いだった
「もうすぐ次だ」と　　　　　　　　　　　　Bメロ
あなたは言うけど
私はきっと

誰かの心に咲く花に
私はなれますか
取り戻せない平穏だというのなら
静かな地平線は　歌うも許されないの？　　　サビ
あなたの心に咲く花に
私はなれますか
もう一度、願わくばもう一度
あなたのそばで笑っていたい

ー間奏ー

少し背伸びをして買ったはずの
リップのモチーフは一輪の花
それは悲しく今はただ
ドレッサーにそのまま残されて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ａメロ
すべてをもう一度やり直せば
あなたと笑っていられたかな
そんな願望は　空を飛ぶ鳥になり
虚空を悠々と飛んでいくだけ

「そうして暮らすうちに」
自分の口を
抑えて潰した　　　　　　　　　　　　　　Ｂメロ
「きっと忘れていくよ」
あなたは言うけど
私はきっと

忘れられないの

ー間奏ー

誰かの心に咲く花に
私はなれないから
あなたの横でブーケになれるのは　　　　落ちサビ
私じゃないと解かったから

あなたの心に咲く花に
私がなれる未来を
想像して
創造して　　　　　　　　　　　　　　　ラスサビ
今は生きることにしました

だから…

ーアウトロー