ある日一つの幼気な少年が
他愛もない理由によって
傷つけられて落っこちたこと
君はどう説明するの

その音色はきっと僕らにとって
「一つの分岐点」に過ぎないよ
保存なんて逐一要らない
上書きして同化して

こんな自分はいなくなれ
そんな言葉ばかり聞いてきた

そんなのは間違いだ。

陽の光をどうか忘れないで
お願いだから離れないで
知らないふりをした
忘れ去られたままのカーディナル
すれ違い、愛し合って
足りないなら溺れるまでキスを
そして、世界はきっと「愛して得る者」だけの物、だろう。

ー間奏ー

そうだよ、これからも一緒にいよう。
それは望めない愛の言葉

もしもあなたが消えてしまったら
きっと僕はもう成り立たない
そこで僕を惑わすあなたへ
大輪の愛を願えたら

こんなに幸せなのに

孤独なんて見せてはいけない
だから手を繋ぎましょう
きっと苦しいとか言わないで
夢の中でだけ笑いましょう
このキスを始まりに、
道ならぬ恋と解っていても
いいよ、と笑う君がいて
そして、あなたの心の中で
いつまでも咲くルピナスとなれ

陽の光を忘れないで
二重の束縛に抱かれて