ーイントロー

もしも僕が昔にあなたに出会っていて
その手を握れてたら何か変わったかな
考えないこともないけど
そんな顔されちゃ無理だよ…(はぁ)

白紙の聖書
ぶら下げるロザリオ
五線譜上の聖歌に聞き飽きちゃった
その期待に応えたいが、
無理かな

僕だって日の光の下を歩きたい
勝手に消えるもんだなんて思わないでほしい

あなたに幸を
僅かに恨みを
愛されて育ったくせに
私より辛そうな顔をしないで
神にすがらないで

あなたに愛を
僕の血の色
あの子の目が痛いよ
ねえ
人形に囲まれて
僕ら傷が痛い
僕ら傷が痛い

ー間奏ー

あー喋喋喃喃囁いちゃって
何言ってるか聞こえてるって
アクマだ鬼だ人殺しだ
根も葉もないうわさをどうも
神様が本当にいるのなら
どうか僕に居場所をおくれ
…なんて思うのは恥さらし？

青い空の下を
走る子供になってみたかった
神だ幸せだ救いだ
そんなのもう嫌になってんの

私だって世界を愛してみたい
けど…

あなたに幸を
僅かに笑みを
そんな戯言十字架の下で
眠っている間に
皆私を睨んでいた

僕らに幸を
私に愛を
あくまでもかみつきたくないだけなの
ねえ
信仰も軽佻も
僕らもう見たくない
僕らもう見たくないから
くらいしす