瞼の重い朝が来た
振り払えない数時間が来た
楽しい日だけあっという間
すぐに過ぎていくのだから勿体ない

楽しかったはずの人がいた
邪魔だと思われないようにした
楽しそうに笑いながら
一ミリも知らない恋の話をされた

それは授業中に空気を読まない広告のように
それは失恋後にうまくいく誰かの恋路のように
背丈や図体を追い越しても　意味のない成功論に
わけもなくため息をついたのさ　今夜12時

私の人生の色が
音を立てて褪せていく
ここで息をして臓を動かす
意味を見出せないの
私の人生の恋が
音を立てて崩れていく
のにあなたは幸せそうね
目の前で朽ちてしまえばいいのに

ー間奏ー

むかつくほど寒い朝に
いらないストレスのために待つわ
場所は？
時間は？

驚かされて驚いておくわ
後生大事に抱いておくわ
黒歴史も
楽しかったあの日も

それは授業中に挟まる雑談のように
それは意味を成さない猥雑な夢のように
こちらは完膚なきまでにぶっ壊された恋を
いとも簡単に進めないで

私の人生の色が
音を立てて褪せていく
ここで息をして臓を動かす
意味を見出せないの
私の人生の春が
夢を見せて潰れていく
のにあなたは笑っている
その面を取り換えましょう

ただの私怨さ
わかっちゃいるが、