ーイントロー

「ねぇ！
あなたのちょっとしたヘマのせいで
こんなに可愛いお顔が醜くなっちゃった！
ねぇ！
あなたのちょっとしたミスのせいで
こんなに完璧な我々に泥がかかっちゃった！」

「どうしてくれる？
どうしてくれよう！
どうしてくれる？」

ごめん、ごめん、ごめん、ごめん、ごめんなさい！

感情もノイローゼになるほど
見かけたらポイって倫理感で
包んでゴミくず扱いのエブリデイ
自堕落這い蹲っていなきゃあ
生きられない下等生物だから
とにかく”ごめん！”なんでも”ごめん！”して

ー間奏ー

「ねぇ！
あなたのちっぽけな失態のせいで
こんなに簡単なフェーズがチャラになっちゃった！
ねぇ！
あなたのちっぽけな不覚のせいで
こんなに賢い僕らがちゃらんぽらんになっちゃった！」

「どうしてくれる？
どうしてくれよう！
どうしてくれる？」

ごめん、ごめん、ごめん、ごめん、ごめんなさい！

盤上の空論それすなわち
「ありがとう、どういたしまして！」
それを使える日なんざとうの昔になっちゃった
自虐と爆殺の生きざまには
こういう泥水が似合うってか
とにかく”ごめん！”なんでも”ごめん！”して

そうやって生きてきたんだ
今更変えようがないんだ
振り返ればいつだって
簡単なことだって

成し遂げられなかった跡ばかり
後悔は先にたたないばかり
”ごめん、ごめん、ごめん、ごめん”
うわごと交じりでは意味がなかった！

「どうしてくれる！どうしてくれる？」

”ごめん、ごめん、ごめん、ごめんなさい”

「どうしてくれよう！どうしてくれよう？」

”ごめん、ごめん、ごめん、ごめんなさい”

「謝れば許されると思ってる！
とっくの昔に生きる価値無し！
謝ることが正義だと勘違ってる！」

じゃあどうしたらいいんだよ！

感情もノイローゼを超えて
無秩序に狂ってそればかり
寝れば悪夢覚めても悪夢で逃げ場もないんだ
ねぇ
水もかけられてない
物も隠されない
なんて、なんて恵まれている！
そんな洗脳に脳を焦がしている
お外で遊べよジグザグの”ごめん！”