ﾋﾟﾖﾋﾟﾖ

「ﾝワーｸｩｩ
　　[太字]朝だ！！！！[/太字]
　　[太字]1年生だ！！[/太字]」　

りのはこの日をずっと楽しみにしていた。
なぜなら念願の小学校に行けるからだ。

「ママ、おはよ！！！」
「相変わらず元気ね〜、おはよ。」

「今日の朝ごはんは、目玉焼きだよ！」
「ﾔｯﾀ～！！」

[小文字]食べ終わりまして、[/小文字]

「はいっじゃあ
　　のんのん今日の髪型は何が良いでしょう？」
「じゃあさっ横に三つ編みして！」
「ｵｯｹｰ」
[小文字]結構里希のママはギャルっぽい[/小文字]

「よーしっできた〜」
「ありがとっママ！」

「もう家でよっか！」
「うん！」

このとき私は心配だった。
何でって？

















友達ができるか怖かったからだ
実は、幼稚園の卒業の後
引っ越したから友達と別れちゃったのです。


でも大丈夫！きっと！









そして今、[漢字]華咲[/漢字][ふりがな]はなさく[/ふりがな]小学校に着いた。

「りのん！ママさ体育館に居るから
　自分のクラス行っといてね！」

「あっまって！」
その頃にはもうママは体育館だった

りのは恐怖のあまり泣いてしまった。
「ｳﾜ~ﾝｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」
でもその時

「どうしたの？大丈夫？」と
2人の声が重なった
りのんは顔を上げた
「うん」
「キミの名前は？」
「[漢字]良華　里希[/漢字][ふりがな]よいはな　りのん[/ふりがな]」
「じゃあボクとゆゆと同じ1-4だね！」

この学校は1-1〜1-5まであります。

「そうなの？じゃあお友達になろっ！」
2人は一緒に「いいよ！」といってくれた

「ﾊｯ!!まだゆーの名前言ってなかった
　ゆーの名前は[漢字]雨晴　結衣[/漢字][ふりがな]あめはれ　ゆい[/ふりがな]！よろしくね！」

「ボクは[漢字]弛夢琳　あも[/漢字][ふりがな]たゆり　あも[/ふりがな]だよ！」

「一緒クラス行こっ！」
「うん！」

クラスに行った

このクラスは25番が1番後ろの席。
「結衣ちゃん出席番号1番だ！
　りのは、最後の25番だ！
　あもちゃんは、15番！」

「これからよろしくね！」
「もちろん！」
「今度ケチャップあげる~」
「あもちゃんおもしろい！」


こうしてりののはちゃめちゃな6年間が
今、始まるのです。