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wrwrd様の夢小説です

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運命の糸は絡まり続ける

#9

靴箱






[明朝体]帰りのホームルームも終わり、皆各々帰っていく
私は靴箱の前で、目の前に滴る水溜りを見つめながら、ぼーっとしていた
















『雨かぁ........』












どうりで、雲が曇ってたわけだ
私は、どうするか........と頭を捻りながら考えていた
傘、持ってきてないし














『しょうがない、か』











天気予報見てなかった私が悪いし、そう自分の中で片付け、思い切って片足を前へと出す






















「●●さん!」
















『ん?』

















後ろから聞き覚えのある声が響き、振り向く
.....君は後ろから登場しやすいねぇ
















『ガオナァくんだ』











「はい、ガオナァです!」















元気よく返事をした彼。片手には傘が
偉いなぁ、ちゃんと天気予報見てて
さぁ、と私は気を取り直してまた一歩を踏み出そうとしていた



















「●●さんっ!あ、あの相合傘........しませんか!?」













『え..........』
















私は一歩踏み出した足を止めたまま、後ろをゆっくり振り返る
振り返った先にいたのは、顔が赤い、下向きの彼だった
私の胸が少し、ズキンと痛む音がした















『.......えっと』








「す、すみません!でしゃばりすぎましたよね!」











『いや........むしろ、入れてくれるの?って感じなんだけど.........』













私が少し遠慮気味に言うと、彼は「エッ」と固まり私の方へと向いた












「い、いいんですか!?」








『.......いいっていうか.........まぁ、うんいいよ........?』












私がいいよって言う側なのか.....?少し疑問を持ちながら、返事をした私
そうしたら彼が、橙色のシンプルな傘を開き私を中へ入れる














『お邪魔します〜..........』








「お邪魔されますっ!」














お邪魔されますってなに......と、少し笑ってしまった私。そうしたら彼も一緒に笑って。











くすくすと、雨音と一緒に響く玄関前、青春の匂いがした










(傘の音)[/明朝体]





このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

なんかノベルケイク文字おっきくなった?気のせいか、私のiPadおかしい......?
あのさぁ......?「シクフォニ」見ようと思うんだけど、一回歌い手ハマったら終わるってわかってるから見れない...........
「青春サブリミナル」いい.......イコラブも見たい.........

2024/10/25 18:23

nako@ハンガー推し ID:≫9820tLSVMWUTw
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