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wrwrd様の夢小説です

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運命の糸は絡まり続ける

#8

繋がっている者






[明朝体]お昼ご飯を難なく、食べ終えまた教室まで送っててもらってしまった。
いい子だなぁ
















「●●さ〜ん........」






『なに、どしたの。後ろにモヤモヤ見えるよ』












だらーんとしながら、私の前の席に座るアナ。前の席の人可哀想













「いやさぁ......?私"一目惚れ"というものをしてしまいまして..........」








『一目惚れぇ?』











バカじゃないの、とアナに突っ込む。
一目惚れって.........思い込みじゃないの












「●●ならそう言うと思ったけど!!」







『.......まぁ、話ぐらいは聞くけども........』












どんな人なの?と、続けて私が聞くと、よくぞ聞いてくれました!と言わんばかりの顔で、机に身を乗り出した。
アナは興奮すると、身を乗り出すねぇ













「ウツ・レイラー先輩って言うんだけど......!!」







『へぇ、ウツ・レイラー先輩ねぇ』













あの、「女好き」で有名な...........見る目ないなぁ
もうちょっといい子を選びなさいよぉ、ガオナァくんとか..........














「私がハンカチ落としちゃった時、わざわざ届けに来てくれたのぉ!」








「"お嬢さん、ハンカチ落としてましたよ"って、優しい笑顔でさぁ!?」









『うんうん』













慣れた手口だな、こりゃ.........
我が親友のセンスを心配しながら、頷く












「でね〜!?」

















「アナちゃん居る?」


















「えっ"」


















なんと、噂の本人「ウツ・レイラー」が来たのだ。
なんで、アナを?少し警戒しながら見ていると、アナがものすごい速さで彼のところへと飛んでいった

















「ーーー、ーーーーー?」




「ーー、ーーーー!ーー!?」














何を話しているんだろう?アナは少し照れ気味に喋っているし、彼の方はニコニコしながら喋っている。なんにも内容がわからない











『............わお』















ふと、2人の小指を見てみると2人の糸が綺麗な赤色で繋がっていた
すぐ人の小指を見る癖は直さないとな
ウツさんだっけ?本気なのかなぁ.......?少し気になるな










すると、2人が話し終えたのか、ぴょんぴょん跳ねながらこちらへ向かってくるアナがいた













「ねぇ!!見て!?」













興奮しながら、アナが見せてきたのは「ウツ・レイラー」とのLINE画面だった。一言二言しかないが













『交換したの?』







「そう!!!」














はぁ〜!どうしよっ......何送ればいいかなぁ!?と、恋する乙女の表情でアナは聞いてくる
こっちは本気だな、ちゃんと















『...........まぁ、いい人は選んだんじゃない』
















私は2人の小指を思い出しながらアナに語りかける。
アナは、そうだよね!?運命だよね!?と、言っていた
にしても..........本当に糸で繋がってると、惚れるんだなぁ













『運命か...........』













私は"彼"の小指を思い出しながら、呟いた
残念ながらアナには聞こえていなかったようで、聞き返してきたがなんでもない、と誤魔化した









(2人の恋)[/明朝体]




このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

席替えしてぇ..........青春してぇ...........

2024/10/24 19:33

nako ID:≫96wmVG3mf6twQ
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