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二次創作
運命の糸は絡まり続ける

#12

囁きの声









[明朝体] ドアがパタリと閉まり、少しの喪失感が生まれる

ドアから視線を外し、一度部屋をくるりと見渡す










『.........本棚...』











彼の部屋に本棚、あるんだな。意外だなぁ.........

そんなことを間抜けに考えていたら、不意に目が止まったモノがあった











『恋愛攻略本、運命のあの子と結ばれちゃうかも..............』












"恋愛攻略本〜運命のあの子と結ばれちゃうかも〜"という本が、ふいに目に留まった

どうしても気になって、それが誰のものかなんて忘れて無意識に手を伸ばしていた











「すみません、忘れ物して.......!」












ガチャというドアの音と聞き覚えのある声で、現実へ引き戻され、ハッとする

直ぐに体勢を直し、声のした方へ視線を向ける












『あっ、どうしたの?忘れ物って.......』







「えーっと........タオル忘れたんですよね.....』







『わ、大変だ』











直ぐに取ってきなね、と彼に告げると、彼が少し視線を傾け一歩踏み出す

その瞬間、いつの間にか彼の足元にあったタオルを、踏んでしまったガオナァくん

そして、体勢を崩しこちらへと傾く身体




















「.....っと...!?........ぎゃっ!」













『.......っわ.....!?』




















15センチ以上あった距離がいつの間にか、10センチ未満になっていた

目の前には、少し髪の乱れた彼。心なしかその頬は赤く染まっており、緊張感が走った








「..........」



『..........』









彼の橙色の目に見入る。その視線に捕まり、離してくれない

顔、綺麗だな。鼻高いし、目だっておっきい。よく見たら、髪の質感だって.......

ガオナァくん、












かっこいいな
































《駄目だよ?》

























私の脳に語りかけてくる、よく通る声

いやそれより、私今なんて.........




















《○○ちゃんは、この子のことかっこいいなんて思っちゃ駄目だよ?》















《ほら、よく思い出して........?彼の糸は、何色だったっけ?彼の糸は、





















君に繋がってる?》

















ハッとして、橙色の目から視線を逸らす

駄目だ、気の迷いだ。早くこの状況を、















『が、ガオナァくん.......?』






「.......っあ、すいません!直ぐ退きます!」









ほんの一瞬、僅かに彼の苦しそうな顔が、私の瞳に映った










「タオル、見つかったので行ってきますね!」






『あ、うん........』








バタンと、やや強く閉められた扉。

あーあ、何考えちゃってんだろ.........ガオナァくんは運命の子じゃないでしょ?

彼にはもっといい子が居るし、運命の人と出逢わなきゃ..........

なのに、








熱くなる体温を、下げることができなかった










(勘違いの慈しみさえ)[/明朝体]





作者メッセージ

君嘘の最終回良すぎて、飛びそうです。本当に終わっちゃった........って感じで......君嘘にはマジで泣かされました。最後の「有馬公生くん。君が好きです」のところはエモかった。それにタイトル回収、本当に切なかった。2人の気持ちがその嘘によって、左右された.........けど、その嘘がなければ2人は出会っていなかった。はぁー........虚しい.....
2人が名前を呼ぶ回数が少なくて、「君」っていう単語多かったよね.......
カヲリちゃんの最期を、演奏中に迎えさせるのはさぁ.........もぉ.....!
君嘘見て良かったっすね!!

2025/02/02 19:15

nako♦︎☕️ ID:≫972W/z4G4BVy6
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