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wrwrd様の夢小説です

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運命の糸は絡まり続ける

#10

雨 傘=車








[明朝体]学校を出て、少し。道路を歩いている私達
水溜りがそこらじゅうにあり、踏んだら終わると思いながら歩いている
















「.......●●さんは、好きな人いますか?」















突然彼から話題を振られたので、少々驚いた
それに、その質問は告白の答えになりかねないかなぁ........?












『そ、うだなぁ.........秘密、にしとこうかな』










「教えてくれないパターンですか!?」








『うん、教えたげない』











告白の答えにもなっちゃうかも知んないし、と心の中で付け足す














「●●さんは、じゃあ運命とか信じない人ですか?」








『うん、めい...........』












急に"運命"などと言われて、少し取り乱してしまったが平静を偽る












『.......運命って、どういう意味?』












「こう.......例えば、















[太字]運命の赤い糸[/太字]















とか!」




















元気よくそう言った彼。私は少々焦っているのかもしれない、自分のことを言われてないはずなのに、どこか胸が痛む。
「私は、運命なんて信じたくないよ」そう言いたいはずなのにやっぱり出てくるのは















『..........運命なんて、バカらしいな』


















その言葉を濁すかのような、発言
私は、左側、道路側に体を動かして大きな水溜りを少し踏んだ











そして、さっきの私が悪かったのだろうか、少し天罰が降った















「あっ、●●さん.....!!」

















一台の車が私たちの横を通り、












[大文字]バジャーン[/大文字]













大きい水飛沫が飛んできた
















『あっ...........』












水飛沫を飛ばした車はそのまま、私達を置いていくかのようにスピードを落とさず走っていった














『あー..........ガオナァくん私、1人で帰るよ』













下半身全般に掛かった、水を見ながら、手をぶらぶら揺らす
私の足元には小さな水溜りができていた

















「そんな●●さん置いてけるわけないでしょ!?」










『えっ』














●●さん家より、俺家の方が早いんで俺家行きましょう!そう言われ、半ば強引に腕を優しく掴まれる
そうして私の方へと傘を傾けて、走る彼












『えっ、そんな.........』








「いいんです!」















前だけを向いて返事をする彼
あぁ.......つくづく彼は優しいな。私はもう濡れているから、傘なんていらないのに、君が濡れるのに......
これ以上濡れないようにと、傾いた傘はとてもカッコ良い











そして、私の腕を掴みながら前を走る真剣な彼の横顔もまた、かっこよく見えた










(傘の傾き方)[/明朝体]





このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

「青春サブリミナル」一回聞いてみ?美しすぎるから!
あとさ、金がないんだけど!?

2024/10/26 18:44

nako ID:≫96wmVG3mf6twQ
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