神「んじゃ、パパっとお悩み聞かせてくださーい」

奈胡が連れてこられたのは、先程の部屋と同じような装飾がされている部屋だった。部屋の中央にはガラス張りのテーブルと黒色のソファが向かい合って置かれている。
奈胡は目の前に出された紅茶を一口飲み、小さく息をつくと、

南「えっと･･･最近、やけに視線を感じるんです」

神「視線？ご友人や家族にご相談は？」

南「いえ、していません。昔から、人になかなか頼れなくて･･･」

そこまで話すと、また紅茶を一口飲んだ。カップを持つ手はわずかだが震えている。

神「ということは、今回のご依頼はそちらのみですね？」

南「はい、なにかお代とかってあるんですか？」

神「いえいえいえ、お客さんからお金を取ろうなんて！当店の方針に反してしまいます！お客さんから頂くのはもっと別のものでございますよ」

神威はそう言って怪しく笑ったのだった。


名前：神威(かむい)
年齢：見た目年齢は17歳程
身長：182cm
好きな〇〇：光るもの、サングラス
嫌いな〇〇：オークションショップ
その他：『久遠』のマスターをしている。顔はイケメンなので出かける度に周りからキャーキャーと言われている。ちなみにギザ歯。