【参加型】ようこそ、何でも屋『久遠』でございます
街中にひっそりと立っている小さな事務所____『[漢字]久遠[/漢字][ふりがな]くおん[/ふりがな]』。
そこにはいつも悩みを持った者が現れる_______。
南「すみませーん・・・」
ドアが開いて、遠慮がちに一人の女性が顔を出す。
藍色の髪をウルフカットにしており、横髪の部分を鮮やかな黄色のメッシュの女性だ。
[漢字]南奈胡[/漢字][ふりがな]みなみなこ[/ふりがな]、ある悩みを持ってここを訪ねたのだ。
奈胡は自分が入ってきた建物の中を見て、目を見開く。
所狭しと飾られている様々な種類の時計と、壁や天井などあらゆる場所にある光を反射して輝く宝石の類。
幻想的な光景に目を奪われていると、
「お客さんでしょうか〜?」
____低く、やけに間延びした声だった。
振り返ると、モノクルをつけた長身の青年だ。一つに束ねられた黒髪に、切れ長な黄緑の瞳の青年は、奈胡を見下ろすと、
「ん〜?お客さんと聞いているんですが、違うんなら追い出しますよ〜?」
奈「えっ・・・あ、客です!ちゃんと、悩みがあって来ました!」
奈胡がそう言うと、青年は満足したような笑みを浮かべ、
「これはこれは失礼いたしました。私、この何でも屋『久遠』にて”マスター”をしております、[漢字]神威[/漢字][ふりがな]かむい[/ふりがな]と申します」
先程の間延びした声とは違い、よく通る声でそう言った青年____神威。
彼はその場で執事のように礼をすると、顔を上げ奈胡を見つめ、
神「では、こちらにどうぞ〜。”お悩み”を聞かせてくださいね〜?」
そこにはいつも悩みを持った者が現れる_______。
南「すみませーん・・・」
ドアが開いて、遠慮がちに一人の女性が顔を出す。
藍色の髪をウルフカットにしており、横髪の部分を鮮やかな黄色のメッシュの女性だ。
[漢字]南奈胡[/漢字][ふりがな]みなみなこ[/ふりがな]、ある悩みを持ってここを訪ねたのだ。
奈胡は自分が入ってきた建物の中を見て、目を見開く。
所狭しと飾られている様々な種類の時計と、壁や天井などあらゆる場所にある光を反射して輝く宝石の類。
幻想的な光景に目を奪われていると、
「お客さんでしょうか〜?」
____低く、やけに間延びした声だった。
振り返ると、モノクルをつけた長身の青年だ。一つに束ねられた黒髪に、切れ長な黄緑の瞳の青年は、奈胡を見下ろすと、
「ん〜?お客さんと聞いているんですが、違うんなら追い出しますよ〜?」
奈「えっ・・・あ、客です!ちゃんと、悩みがあって来ました!」
奈胡がそう言うと、青年は満足したような笑みを浮かべ、
「これはこれは失礼いたしました。私、この何でも屋『久遠』にて”マスター”をしております、[漢字]神威[/漢字][ふりがな]かむい[/ふりがな]と申します」
先程の間延びした声とは違い、よく通る声でそう言った青年____神威。
彼はその場で執事のように礼をすると、顔を上げ奈胡を見つめ、
神「では、こちらにどうぞ〜。”お悩み”を聞かせてくださいね〜?」
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