- 閲覧前にご確認ください -

※及川さんが女性関係の倫理観が緩めです。
※自己満足なので、他社の皆様の地雷に配慮していません。
※読後の苦情は受け付けません。自己責任です。

文字サイズ変更

君の【最高/最低】な元カノになりたい話

#5

君の【最高/最低】な元カノになるために料理を頑張る話

魔女の魔法と、自分の力で少しずつ美しくなった少女は家に帰りました。

王子様との相引きでは思わぬアクシデントが起こりましたが、距離を縮めることには成功です。


このまま王子様を幸せの絶頂に連れていって、そこでどん底に叩き落とす。

そうすれば王子様の思い出に私はずっとずっと残って、どんな人と付き合ってもそこに私の面影を探してしまうくらいあなたの記憶の中で一等輝く【最高/最低】な元カノになれる。

そう、信じて………


魔女と少女の歪な復讐計画がまた少しずつ、少しずつ進んでいきます。




▼▽▼




遊園地デートは土砂降りにより急遽中止となったけど、カフェで徹さんと1時間近く話したおかげか距離は縮まったと、手応えは感じた。

今は徹さんに家まで送ってもらったところだ。

家に入るときにお母さんが出て来たので結婚前みたいな挨拶をすることになったけど、顔が良かったおかげかお母さんからの徹さんは好印象のようだ。

ついでに「絶対捕まえておきなさい!!」との助言を頂きました。
あと一年数ヶ月も経ったら振る予定ですとは言えない雰囲気だな……





「風音、絶対に徹くん捕まえておくのよ!!あの子はあと10年もしたら大成する気がするの!!お母さんの勘が言ってる!!」

「もう、お母さんったらさっきからそればっかりじゃない」

「いいからいいから、今のうちに心と胃袋をガッチリ鷲掴んで風音以外じゃ満足できない体にしてやりなさい!!お母さんもそれでお父さん捕まえたんだから」





なんだかいかがわしい言い方をしているけど、仕事で飲みに誘われても「家内の飯の方が美味しいので」と断る父を見ていると、そういう攻め方もありなのかもしれないと思った。


だけど徹さんはスポーツマンだしあんまり栄養が偏ったものは渡せない………

だったら最初は、レモンの蜂蜜漬けから始めてみようかなー。



なんて考えていることをお母さんに話せばお母さんがウンウンと頷いた後、笑顔でじゃあ取り敢えず練習に今日の晩御飯作ってみたら?と、提案された。


恐らく、単純にお母さんが晩御飯作るのがめんどくさいだけなんだろう。


でも確かに練習になるのでやろうと思う。

おばあちゃんの家で簡単な料理なら何度かやったし、家でも具材を切る手伝いをしたことはあるけど家族全員分を作るのは初めてだ。

安全のためにお母さんには近くにいてもらうけど危ない時以外は手出しはしないと言われた。





「じゃあメニューは最初だし、シンプルな味噌汁、ご飯、おかず3品で行きましょう!」





シンプルだけど、おかずがちょっと多い気もする。
だけどうちには食べ盛りの大学生4階生の兄と小学生5年生の弟がいることを思い出した。


そうだね………味噌汁とご飯だけだからおかずは3品ぐらいないと一瞬で終わっちゃうわ。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

後半も作るので、短いのはゆるしてください……

2024/11/20 18:35

三毛猫 ID:≫99Fmr9WYuqwdc
続きを執筆
小説を編集
/ 5

コメント
[9]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL