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能力者たちの詩編歌

#6


礫白山。
青緑色の草むらが生い茂り、いつでもここはすこし涼しい。
能力者5人は、青い優しい光に包まれた鍾乳洞を歩く。
アルト「あーすずしい…」
シエル「わあ…!鍾乳石だ!!実際には初めて見たなぁ…」
黄夏「装飾品…装飾品」

しばらく歩くと、壮大な扉が見えて来た。
レイル「あら?こんなところに扉があるわよ?」
ソプラノ「おや…なにか書いてあるね。どれどれ…」

『神の加護を求める能力者よ その意思を示す歌を謳え
誠か否かを証明せよ
その先に道は拓かれ 汝の求む強さが手に入るだろう』

アルト「はぁ…」
シエル「意思を示す歌…?」
レイル「なんのことでしょうか…」

黄夏「…もしかして。ソプラノさん、アルトさん。あの曲では…?」
ソプラノ「…なるほど。試してみる価値はある。アルト、演奏を頼む。」
アルト「え?…あぁ、あれね。」
そうして静かな洞窟に、華麗な笛の音と、男性の美しい歌が響く。

「雫垂れしかの山 木々から漏れる光が
指し示すそこには 精霊の歌が聞こえる
勇敢な凱歌 幸福に満てる声は
そこに薄青の 戦士の宝石ありと謂う」

シエル「( ゚д゚)」
レイル「…あ!見てください皆さん、扉が…!」

水色の流線が扉に文様のように伝ったあと、
ゴゴゴゴ…と、重い音を立てて扉が開く。

シエル「!あれは…!」

扉の先には、巨大な石造りのゴーレムがいた。


黄夏「誠か否かを証明せよ…そうか、
…この脅威に立ち向かえ、ってことね」

神に捧ぐ詩編歌は、鳴りやんでしまうのか?

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作者メッセージ

今回くそ短いです。でも大丈夫。すぐに次の話をあげるからね。
あと報告。
とうふの他作品、
「あいつら恋してるらしい」
「誰か曲つけてくれん??」
この二作が100回閲覧を超えました!!いぇい!!
みなさんほんとにありがとうございます!!

2024/10/26 23:29

おとうふ ID:≫rpvJPv02lqkiQ
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