- 閲覧前にご確認ください -

掛け持ちしてるので投稿遅いです!学ばないですね~!
めんどくさ…じゃなくて、かけなくなったら投稿停止か消すかします。

文字サイズ変更

落ちこぼれ料理人見習いは魔界で料理スキルを磨きます!

#1

落ちこぼれ

空気が張り詰める。難しい父を見て、心臓がきゅっとなる。
「不合格だ。お前には継がせられない」
(そ、そんな…!)
これが、13回目。最後のチャンスだったのに。
「どこがだめなんですかっ!?ご指導をっ!」
「もう、だめだ。須々木亭の跡継ぎは星に決める。」
(嫌だ…!なんで…っ)
パタン…父が扉を静かに閉める。私だけになった厨房には、たくさんの試作品がある。全部、私が作ったものだ。
創立50年以上の、レストラン「須々木亭」。私はその須々木家の娘、須々木愛。
13回もテストをして、全部不合格だった。
一方、双子の妹の星は、1回目で合格。須々木亭は、星が継ぐ。
「私なりに、頑張ったんだけどなぁ…っ」
力が抜けて、大粒の涙が溢れる。
今まで、テストに落ちても泣いたことなんてなかった。
[太字]「もっと練習しよう」「もっと頑張ろう」「次こそは」[/太字]
自分に言い聞かせてきた。でも、もう次なんてない、私の夢は、これで終わりだ。
[太字][大文字]「私の料理が認められる世界に行きたーいっ!」[/大文字][/太字]
ありったけの思いを叫んで、座り込む。
「もう、今日は寝よう…」
ベッドの近くに置いているサイドテーブルの上には、大好きなママの写真がある。
ママは、私が小さいときに病気で亡くなったそうだ。
声も覚えていないけれど、抱きしめてくれたときの暖かさだけは覚えてる。
「ごめんね、ママ…」
ーーーーーーー
「ん…」
なんだか、騒がしい。
「おい、女の子が倒れてるぞ?」「この子、ツノも羽もないじゃん」「大丈夫か?」
(なんか、硬い…私、ちゃんとベッドで寝たよね…?)
目を開けると…
「ここ、どこ…?」
真っ黒な建物、床は黒とグレーのタイル。私を覗き込んでいるのは、頭にツノ、背中に羽を生やした人たち。
(なに、これっ…!)
「ゆ、夢よね…?」
私は頬をつねって確かめる。
「痛い…って、ことは…」
[大文字][中央寄せ]「夢じゃない!?」[/中央寄せ][/大文字]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

魔入りました入間くん見てたら魔界もの書きたくなっちゃって…掛け持ちですが書いてみました!
どんどん作品が増えていく…っ!頑張ります…!途中で諦めて消すかもです…。

2024/10/19 16:49

みこと ID:≫kpJo3MY4lNspo
続きを執筆
小説を編集
/ 3

コメント
[16]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL