春と飴と君。笑顔が見たかった。
椎夏side
進学、晴れて中学から高校に上がる。
上がったからと言って、中高一貫校だから会う人はさほど変わらないが。
今日も校門で挨拶をしている先生に何となく挨拶をする。
椎夏「…おはようございます。黒兎先生。」
黒兎「おはよう~」
憂苦「よっ!黒兎せんせ~!」
黒兎「憂苦!おはよ~」
椎夏「…げ…憂苦…」
出たよ苦手候補第一位[漢字]浅見憂苦[/漢字][ふりがな]あさみゆうく[/ふりがな](?)
苦手ってわけじゃないけど2人だと気まずいんだよな~…
憂苦「何だよげ…って!ほらクラス表見に行こーぜ!椎夏!」
そう言って肩を組んでくる。
椎夏「あ、はい…」
憂苦「去年は違うクラスだったけどな~…どうだと思う?賭けやろうぜ賭け!」
椎夏「いや違うクラスで結構です…」
憂苦「椎夏は違うクラスだと思うね!じゃあ俺反対の同じクラス~!」
椎夏「…賭けやりませんよ?」
憂苦「負けたらコンビニでアイスかなんか奢れな!」
椎夏「だからやりませんって…」
なぜか賭けをやる体で話を進められている。
まぁ憂苦を止めることは難しいしどっちでもいいのだが。
ーーーーー
そんなこんなでクラス表で自分の名前を探す。
宇緑椎夏…B組…12番…
椎夏「B組の12番…ですよ。」
憂苦「…へぇ~?ふ~ん?」
憂苦「俺☆は☆B組の23番だけどな~?」
椎夏「………」
今ものすごい勢いで鉛筆を折ってやりたい、机を壊してやりたい。
憂苦「賭け勝っち~!帰りコンビニいこーぜ!」
椎夏「…はいはい…」
僕のバイト代…
肩を落としている僕に憂苦はまた肩を組んでくる、肩組み好きだね(??)
憂苦「担任誰だろうな~…黒兎はもう飽きたし…」
黒兎「さりげなく呼び捨て&愚痴吐きをするな」
気づいたら後ろにいる先生、まぁ気づいてはいたけど((
憂苦「…お?オォォァァァ!?黒兎…黒兎先生ぃ!?」
__ガチで気付いてない人いた。
黒兎「また呼び捨てで呼ぼうとしたよね君、もう僕24よ?」
憂苦「そ、そそんなことは川にでも流しておいて…」
黒兎「ここ川無いって」
憂苦「そういうとこだよ生徒に舐められるの、先生なのにこんなバカなの?」
黒兎「傷つきました侮辱罪で訴えま~す」
憂苦「イケメンは無罪で~す」
黒兎「イケメンについてデモを起こしま~す、お前はイケメンじゃな~い」
憂苦「侮辱罪で訴えま~す」
黒兎「イケメンは無罪で~す」
憂苦「いやイケメンじゃないよ」
椎夏「…無限ループって知ってます?」
黒兎「知らん」
憂苦「永遠に繰り返されてしまうループのこと。」
椎夏「黒兎先生…馬鹿…?」
黒兎「侮辱罪で訴えま~s」
憂苦「アァァァァ!!黒兎先生どこのクラス!?」
ナイス憂苦。今だけは((
黒兎「[太字]B[/太字]…だな。」
憂苦「………」
椎夏「…………」
憂苦「なぁ椎夏、鉛筆貸してくれん?」
椎夏「ダメです、僕が折るんで」
黒兎「折る前提なのね」
憂苦「当たり前だよな」
椎夏「ですね。」
黒兎 (´・ω・`)
憂苦「あ、スヴァルト先輩に借りてきてよ鉛筆」
椎夏「僕が怒られるんですけども?」
憂苦「じゃあ賭けの報酬でいいから、な!?」
椎夏「…どうやっても僕のお金が減ることに変わりないんですけど」
憂苦「いーからいーから!行ってらっしゃい!」
椎夏「嫌です」
憂苦「金出すから!」
椎夏「本末転倒じゃないですか、自分のでやってくださいよ…」
憂苦「相手の何かをへし折りたい!!」
椎夏「何言ってるんですか」
黒兎「…え、僕なんかした?一応先生なんだけど」
憂苦「なんでもないっすよ~、会議とかないんですか~?」
黒兎「あったとしてもサボるけど?」
憂苦「こういう先生たまにいるよね、シャーペンで目を刺したくなるような」
黒兎「サイコパスか」
椎夏「それでもいいのか数学教授~」
黒兎「いいんです~はよ教室に戻りやがれくださ~い」
憂苦「優しいのか優しくないのか」
ーーーーー
そんなこんなでB組の教室。にぎやかな人が多そうだった。
憂苦「…知ってるやつ5人しかいねー」
そう言って苦笑いをする憂苦。残念だったねその5人の中の一人が僕で((
椎夏「……これ席ってどこなんだろう…」
???「席はご自由にどーぞ☆だってさ。先生が黒板に書いてたよ。」
憂苦「お、シルク。じゃあ俺シルクの席の隣~」
シルク「いやメイシルクな?」
椎夏「…メイシルク…さん…」
メイシルク。
白い髪に青い瞳。ヘッドフォンを肩にかけている。
そして何より背が高い。
シルク「…初めまして、B組19番、メイシルク・アイオライトだよ。」
別世界人確定。多分アルシュルクかなんかから来た((
椎夏「…宇緑椎夏です…」
憂苦「俺浅見憂苦な。」
シルク「いや知ってるわ」
椎夏「…」
席どうしようかな。
…端っこあるからそこでいいか。
椎夏「…ちなみにメイシルクさんの席って…」
シルク「あぁ、一番前だよ。ほらそこの。」
教卓が目の前にある机を指さす。
憂苦「…俺その後ろ~…」
シルク「あれ、隣なんじゃないの?」
憂苦「やっぱ隣にいると身長低いって思われるっていうか~?」
シルク「…じゃあ僕後ろ行けばいい?」
憂苦「そうそう!その方がバレずに喋れ…あっ」
シルク「…それならや~なこった」
憂苦「ゔ~!でもな!お前低いから後ろの奴見えずらいって!後ろ行った方がいいって!」
シルク「僕が後ろ行ったら憂苦前行ってくれる?」
憂苦「…じゃあお前前でいいよ…せーぜー後ろからの圧に押されやがれくださ~い」
椎夏「…僕後ろの端っこに行くので…」
シルク「じゃあ僕と~なr」
憂苦「お前と椎夏は気が合わんから絶対ダメ」
椎夏「失礼だけどそれはそうですね」
シルク「えぇ…悲しい…って言うか仲良くすればいいじゃん!ね!?」
憂苦「…嫌だよな?椎夏?な??」
何でこっちに圧かけてくるのさ((
椎夏「別に嫌じゃなi」
憂苦「嫌だってさ!!」
いやなんでなんですか
シルク「えっ…じゃあ僕前に行く…」
そっちもそっちで何納得してるんですか
憂苦「俺は後ろに行く!3番目くらい!!」
それで隣にならないんですか
憂苦「うん!じゃ‼俺3番目くらいの席に座るから!!!」
唐突すぎませんかね(((
シルク「ほいほい、もうちょっとで先生来るはずだから放課また話そ~」
…ほんとだ、もうこんな時間。
席座ろっと…
…?
???「おはよう!ございます!!」
…誰だろう…って言うか端っこ残してくれてる、優しい。
椎夏「…おはようございます…隣…いいですか…?」
???「うんうん!全然ど~ぞ!」
椎夏「………背…ちっちゃ…」
???「失礼な!?15歳だよちゃんと!アイムフィフティーンイヤーズオールド!!」
椎夏「…15 years old…」
っていうかこの子ほんとに誰…
黒兎「おはようおはよう皆の衆!席につけ!!」
椎夏「出たバカ数学教師」
???「バカじゃないでしょ!席ついて‼」
椎夏「…分かりました…」
なんとなく席に座る。ただぼんやりと桜とメジロを見ながら。
___その隣の人に、少し期待もしながら。
[中央寄せ]to be continued.[/中央寄せ]
進学、晴れて中学から高校に上がる。
上がったからと言って、中高一貫校だから会う人はさほど変わらないが。
今日も校門で挨拶をしている先生に何となく挨拶をする。
椎夏「…おはようございます。黒兎先生。」
黒兎「おはよう~」
憂苦「よっ!黒兎せんせ~!」
黒兎「憂苦!おはよ~」
椎夏「…げ…憂苦…」
出たよ苦手候補第一位[漢字]浅見憂苦[/漢字][ふりがな]あさみゆうく[/ふりがな](?)
苦手ってわけじゃないけど2人だと気まずいんだよな~…
憂苦「何だよげ…って!ほらクラス表見に行こーぜ!椎夏!」
そう言って肩を組んでくる。
椎夏「あ、はい…」
憂苦「去年は違うクラスだったけどな~…どうだと思う?賭けやろうぜ賭け!」
椎夏「いや違うクラスで結構です…」
憂苦「椎夏は違うクラスだと思うね!じゃあ俺反対の同じクラス~!」
椎夏「…賭けやりませんよ?」
憂苦「負けたらコンビニでアイスかなんか奢れな!」
椎夏「だからやりませんって…」
なぜか賭けをやる体で話を進められている。
まぁ憂苦を止めることは難しいしどっちでもいいのだが。
ーーーーー
そんなこんなでクラス表で自分の名前を探す。
宇緑椎夏…B組…12番…
椎夏「B組の12番…ですよ。」
憂苦「…へぇ~?ふ~ん?」
憂苦「俺☆は☆B組の23番だけどな~?」
椎夏「………」
今ものすごい勢いで鉛筆を折ってやりたい、机を壊してやりたい。
憂苦「賭け勝っち~!帰りコンビニいこーぜ!」
椎夏「…はいはい…」
僕のバイト代…
肩を落としている僕に憂苦はまた肩を組んでくる、肩組み好きだね(??)
憂苦「担任誰だろうな~…黒兎はもう飽きたし…」
黒兎「さりげなく呼び捨て&愚痴吐きをするな」
気づいたら後ろにいる先生、まぁ気づいてはいたけど((
憂苦「…お?オォォァァァ!?黒兎…黒兎先生ぃ!?」
__ガチで気付いてない人いた。
黒兎「また呼び捨てで呼ぼうとしたよね君、もう僕24よ?」
憂苦「そ、そそんなことは川にでも流しておいて…」
黒兎「ここ川無いって」
憂苦「そういうとこだよ生徒に舐められるの、先生なのにこんなバカなの?」
黒兎「傷つきました侮辱罪で訴えま~す」
憂苦「イケメンは無罪で~す」
黒兎「イケメンについてデモを起こしま~す、お前はイケメンじゃな~い」
憂苦「侮辱罪で訴えま~す」
黒兎「イケメンは無罪で~す」
憂苦「いやイケメンじゃないよ」
椎夏「…無限ループって知ってます?」
黒兎「知らん」
憂苦「永遠に繰り返されてしまうループのこと。」
椎夏「黒兎先生…馬鹿…?」
黒兎「侮辱罪で訴えま~s」
憂苦「アァァァァ!!黒兎先生どこのクラス!?」
ナイス憂苦。今だけは((
黒兎「[太字]B[/太字]…だな。」
憂苦「………」
椎夏「…………」
憂苦「なぁ椎夏、鉛筆貸してくれん?」
椎夏「ダメです、僕が折るんで」
黒兎「折る前提なのね」
憂苦「当たり前だよな」
椎夏「ですね。」
黒兎 (´・ω・`)
憂苦「あ、スヴァルト先輩に借りてきてよ鉛筆」
椎夏「僕が怒られるんですけども?」
憂苦「じゃあ賭けの報酬でいいから、な!?」
椎夏「…どうやっても僕のお金が減ることに変わりないんですけど」
憂苦「いーからいーから!行ってらっしゃい!」
椎夏「嫌です」
憂苦「金出すから!」
椎夏「本末転倒じゃないですか、自分のでやってくださいよ…」
憂苦「相手の何かをへし折りたい!!」
椎夏「何言ってるんですか」
黒兎「…え、僕なんかした?一応先生なんだけど」
憂苦「なんでもないっすよ~、会議とかないんですか~?」
黒兎「あったとしてもサボるけど?」
憂苦「こういう先生たまにいるよね、シャーペンで目を刺したくなるような」
黒兎「サイコパスか」
椎夏「それでもいいのか数学教授~」
黒兎「いいんです~はよ教室に戻りやがれくださ~い」
憂苦「優しいのか優しくないのか」
ーーーーー
そんなこんなでB組の教室。にぎやかな人が多そうだった。
憂苦「…知ってるやつ5人しかいねー」
そう言って苦笑いをする憂苦。残念だったねその5人の中の一人が僕で((
椎夏「……これ席ってどこなんだろう…」
???「席はご自由にどーぞ☆だってさ。先生が黒板に書いてたよ。」
憂苦「お、シルク。じゃあ俺シルクの席の隣~」
シルク「いやメイシルクな?」
椎夏「…メイシルク…さん…」
メイシルク。
白い髪に青い瞳。ヘッドフォンを肩にかけている。
そして何より背が高い。
シルク「…初めまして、B組19番、メイシルク・アイオライトだよ。」
別世界人確定。多分アルシュルクかなんかから来た((
椎夏「…宇緑椎夏です…」
憂苦「俺浅見憂苦な。」
シルク「いや知ってるわ」
椎夏「…」
席どうしようかな。
…端っこあるからそこでいいか。
椎夏「…ちなみにメイシルクさんの席って…」
シルク「あぁ、一番前だよ。ほらそこの。」
教卓が目の前にある机を指さす。
憂苦「…俺その後ろ~…」
シルク「あれ、隣なんじゃないの?」
憂苦「やっぱ隣にいると身長低いって思われるっていうか~?」
シルク「…じゃあ僕後ろ行けばいい?」
憂苦「そうそう!その方がバレずに喋れ…あっ」
シルク「…それならや~なこった」
憂苦「ゔ~!でもな!お前低いから後ろの奴見えずらいって!後ろ行った方がいいって!」
シルク「僕が後ろ行ったら憂苦前行ってくれる?」
憂苦「…じゃあお前前でいいよ…せーぜー後ろからの圧に押されやがれくださ~い」
椎夏「…僕後ろの端っこに行くので…」
シルク「じゃあ僕と~なr」
憂苦「お前と椎夏は気が合わんから絶対ダメ」
椎夏「失礼だけどそれはそうですね」
シルク「えぇ…悲しい…って言うか仲良くすればいいじゃん!ね!?」
憂苦「…嫌だよな?椎夏?な??」
何でこっちに圧かけてくるのさ((
椎夏「別に嫌じゃなi」
憂苦「嫌だってさ!!」
いやなんでなんですか
シルク「えっ…じゃあ僕前に行く…」
そっちもそっちで何納得してるんですか
憂苦「俺は後ろに行く!3番目くらい!!」
それで隣にならないんですか
憂苦「うん!じゃ‼俺3番目くらいの席に座るから!!!」
唐突すぎませんかね(((
シルク「ほいほい、もうちょっとで先生来るはずだから放課また話そ~」
…ほんとだ、もうこんな時間。
席座ろっと…
…?
???「おはよう!ございます!!」
…誰だろう…って言うか端っこ残してくれてる、優しい。
椎夏「…おはようございます…隣…いいですか…?」
???「うんうん!全然ど~ぞ!」
椎夏「………背…ちっちゃ…」
???「失礼な!?15歳だよちゃんと!アイムフィフティーンイヤーズオールド!!」
椎夏「…15 years old…」
っていうかこの子ほんとに誰…
黒兎「おはようおはよう皆の衆!席につけ!!」
椎夏「出たバカ数学教師」
???「バカじゃないでしょ!席ついて‼」
椎夏「…分かりました…」
なんとなく席に座る。ただぼんやりと桜とメジロを見ながら。
___その隣の人に、少し期待もしながら。
[中央寄せ]to be continued.[/中央寄せ]
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