ky視点
rt「おいこらこの野郎」
ky「第一声がひどすぎない？」
寝っ転がってスマホ弄ってたら彼氏のレトさんに唐突に呼ばれた。しかも荒めに。
rt「クッキー焼いたんだけど」
ky「思ったより乙m((((グーパン　ky「いって！？！？」
殴ることないじゃん…
rt「さっさと食え」
ky「だからなんでそんな乱暴なの！？」

rt「おいしい？」
ky「まぁおいしいですけども…」
rt「そりゃよかった」
さっきからレトさんなんかそっけなくない？！
…もしかしてクッキーになんか仕込んだか？
ky「な、なぁレトさん。クッキーになんか入れた？」
rt「小麦粉と砂糖、バターと卵なら入れたよ。」
ky「いや違くて」

ky「た、例えばよ？！その、[小文字]惚れ薬、とかさぁ…[/小文字]」
rt「は？んなもん入れないよ」
ky「だ、だよね、あはは…」
rt「そんなもん使わなくても、もうキヨ君の気持ちは俺のものだもん」


ky「…は？」
え、唐突なデレ。
というか、かっこよすぎん？そのセリフ。
正直キュンって来た。
rt「それとも、俺にまだまだ堕ちたいのかな？」
ky「ぁ、、、お、おう…？///」
rt「正直でいい子じゃん」

クッキーに入ってたのは、どんな惚れ薬でも叶わない、彼の魅力だったのかもしれない。
…なんてね？