二次創作
【参加型】ゲーマー脱出劇
開いた壁から、雪崩のように人が流れ込んできた。
最初に飛び出してきたのは、赤色の髪をポニーテールにした女の子だった。
話しかけてきた青い髪の女の子と身長差はあるが、あまり年齢は変わらないと思う。
「きっとこれは夢ぇぇぇぇぇ!!!!!!」
そう叫びながら部屋をぐるぐると回り、目を回してぶっ倒れた。
「だ、大丈夫なのだ!?」
青髪の子が駆け寄ると、彼女はもう死んでもいい…と言い残して気絶してしまった。
リュウ「おいアサァァァァ!!!!!!」
アサ「なんじゃぁぁぁ!!!!!」
ただでさえこの状況が理解できていないのに、人が流れ込んできたことで頭の中が俺の部屋だ。
もか「アサ、あれって…?」
アサ「へ?」
もかが指した方を見ると、色とりどりな髪の人が積み重なっていた。
「退けて!!!重い!!!!!」
「レディに重いとは失礼ですよ!」
「レディ以外も乗ってるんだよ…」
「俺の指輪どこ!?」
「つ、潰れちゃいます…退けてください…」
目線の先には、10人近くの人が集まっており、そのスキンはどこかで見たことがあった。
そう、画面に穴が開くほど見たあの実況者、カラフルピーチにとても似ている。
他のみんなを見ると、やはりあの人たちを見て固まっている。
「あれ…?貴方達、ずっと前からそこにいたの?」
こちらに気がついたオレンジ色の髪の女性に話しかけられ、背筋が伸びる。
アサ「あ…えっと、そのっ…あの…ち、違うんです!!!穴が空いて、急に…」
「俺らと同じだ…!」
赤い髪のガラガラ声の男性が、安心したように胸を撫で下ろす。
「どんな状況だかわかるところまで教えていただけますか?」
桃色の髪の女性がリュウに話しかけるが、魂が抜けたようになっている。
もか「リュウ!大丈夫!?」
もかが声をかけるが反応なし、どうなってんだ。
だが、この女性はのあさんにとてもよく似ている。
こうなるのも無理はない。
周りを見ると、水色の髪の女の子はヒロさんによく似た人の前で失神しかけている。
先ほど飛び込んできた赤髪の女子と黒髪にメッシュの入った男子は壁に頭を打ちつけているし、大人っぽいあの人までも混乱してぶつぶつ呟いている。
リュウは魂が抜け、もかは桃色の髪の人に懸命に状況を説明しているが、ほとんど死にかけだ。
よし、ここは俺の大声の出番だ!
[大文字][太字]『皆さん!!!!!!落ち着いてぇぇぇぇ!!!!!』[/太字][/大文字]