赤頭巾は狼と恋をする。
「だ、れ…!?」
相手は、こちらに危害を加える様子はない。
だから、振り返ってみた。
するとそこにいたのはただの人間ではなく…
「狼人間ッ!?」
しかも、血まみれ。
「ど、どうしたんですか…っ?」
狼人間と直面していることより、直面している相手が血まみれだということに意識が行った。
「とりあえず、私の家へ」
そういって、怪我をした狼人間を家へ招いた。
***
「で……」
くるりと振り向き、レイラが外見22歳前後くらいに見える狼男に声をかける。
「どうしてそんな怪我を…?」
「…俺はこの近くに住んでるんだが、近くを歩いていたところ誰だかわからねぇような奴らに『レイラ・フローレス』って娘を知らねぇか聞かれたんだ。知らねぇ、って答えたらこのザマさ」
「!」
「どうした?まさか、嬢ちゃん『レイラ・フローレス』って子を知ってるのか?」
「、ええ…レイラは私。私の名前は、レイラ・フローレスよ」
「……心当たりはあるのか?」
「いいえ、ひとつも」
そう答えた瞬間、家の扉が大きな音を立てて開いた。
「やはり知っていたのか!お前が『レイラ・フローレス』だな?」
「[大文字][太字]捕らえろ[/太字][/大文字]」
「逃げるぞ」
相手は、こちらに危害を加える様子はない。
だから、振り返ってみた。
するとそこにいたのはただの人間ではなく…
「狼人間ッ!?」
しかも、血まみれ。
「ど、どうしたんですか…っ?」
狼人間と直面していることより、直面している相手が血まみれだということに意識が行った。
「とりあえず、私の家へ」
そういって、怪我をした狼人間を家へ招いた。
***
「で……」
くるりと振り向き、レイラが外見22歳前後くらいに見える狼男に声をかける。
「どうしてそんな怪我を…?」
「…俺はこの近くに住んでるんだが、近くを歩いていたところ誰だかわからねぇような奴らに『レイラ・フローレス』って娘を知らねぇか聞かれたんだ。知らねぇ、って答えたらこのザマさ」
「!」
「どうした?まさか、嬢ちゃん『レイラ・フローレス』って子を知ってるのか?」
「、ええ…レイラは私。私の名前は、レイラ・フローレスよ」
「……心当たりはあるのか?」
「いいえ、ひとつも」
そう答えた瞬間、家の扉が大きな音を立てて開いた。
「やはり知っていたのか!お前が『レイラ・フローレス』だな?」
「[大文字][太字]捕らえろ[/太字][/大文字]」
「逃げるぞ」
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