「ふぁ〜」
神様はいつも退屈…
「あぁ、なんか美味しいものや楽しいものないかな〜」
そんなことを思いながら、神様は神社に戻る。
「ん？誰かいる？」
神社の前に巫女の服装をした少女が立っていた。
「あ、ああ。えっ？な、んで浮いて…」
少女は驚いて神様を見つめた。
「はぁ〜。君は僕が見えるのかい？」
神様は聞いた。
少女はこう返した。
「み、見えるも何も、そこにいるんだから、、、、」
少女はまだ不思議そうに見つめていた。
「とりあえず、僕の家に上がって。」
神様は少女を家に上がらした。
「あ！そうだ。」
少女はキラキラした目で神様を見る。
「あの、よかったらここで働かせてください！」
神様は困り果てたように少女を見る。
「え、えっと〜。君、名前は？」
「私、奏美アリスと言います！」
少女は元気よく言った。
「アリスね〜。ここで働きたいんでしょ？」
神様はめんどくさそうに言った。
「はい！」
少女はなんの躊躇いもなく言い返した。
「僕、お金ないよ？」
神様は不満そうに言った。
「お金なんて入りません！ただ、ここで働きたいだけです！」
「えぇ〜。じゃ、じゃあ僕を退屈させないならいいこともなくもない。」
「本当ですか！決まりで！」

二人の契約（？）は決まり、アリスは神様の退屈をどう防ぐのか＿＿＿