【微参加型】鬼神様はゆったり暮らしたい(人気キャラアンケート中)
瑠璃にそう言われ、楓は顔を上げた。
その瞬間、再びガラスが割れる音が響き、二人は廊下に突撃する。すると、声が響いた。
結真『瑠璃兄に・・・・・・楓!?なんでここに!?』
楓「結真ちゃん!無事で良かったぁ・・・」
無事な姿に楓が思わず結真に抱きつく。結真はそんな楓のことを受け止めると、服に着いたガラスの破片を取っている瑠璃に目を向けた。
結真『いやー来てくれて良かった!”怪異”が多すぎて面倒くさかったから!』
瑠璃「だろうと思いましたよ、それで?どれほど祓ったのですか?外にも大量に居ましたが」
結真『うーん・・・・・・35、6体くらい?5過ぎたくらいから数えんのイヤになったからなー。てか、外にもいんの?祓うのめっちゃダルいんだけど。瑠璃兄ならパッパって出来るでしょ』
瑠璃「今はそれより以上の問題が発生しました______一ノ瀬さん、先程言っていた男はどちらに?」
瑠璃はそう言いながら結真から目線を逸らし、楓に向けた。楓はそんな瑠璃の目線に気付き、その場にしっかりと立った。
楓「確か、屋上と聞いています」
結真『男?なんのこと言ってんの?全く分かんないんだけど』
瑠璃「”[漢字]羅刹[/漢字][ふりがな]らせつ[/ふりがな]”ですよ、結真。貴女ならこれで分かるでしょう?」
楓「羅刹?」
瑠璃の言った単語に首を傾げる楓だったが、その隣に居た結真の反応を違った。
元々大きな目を見見開き、美しい顔を驚嘆に染めていた。ただ、その顔はどんどん怒りに染まっていき、滅多に見せない表情をしていた。
結真『なん、で……あいつが、生きて……?だって、死んだはずじゃあ………』
瑠璃「仕組みは分かりません、ただ”アレ”は生かしておくことは出来ません」
楓には分からない会話だったが、二人にとってとても重要な、深刻な問題なのだろう。
そもそも何故楓はここにいるのか、なんで瑠璃は楓を連れてきたのか。
そんな疑問が浮かんできて、考えていると、話していた結真がこちらを見た。
結真『屋上に行こうと思うんだけど、楓は?どうする?』
結真の問いになんと答えればいいのか、分からなかった。ただ、思い浮かんだことをすぐに口に出してしまった。
楓「邪魔にならないようにするから、私も行く」
その瞬間、再びガラスが割れる音が響き、二人は廊下に突撃する。すると、声が響いた。
結真『瑠璃兄に・・・・・・楓!?なんでここに!?』
楓「結真ちゃん!無事で良かったぁ・・・」
無事な姿に楓が思わず結真に抱きつく。結真はそんな楓のことを受け止めると、服に着いたガラスの破片を取っている瑠璃に目を向けた。
結真『いやー来てくれて良かった!”怪異”が多すぎて面倒くさかったから!』
瑠璃「だろうと思いましたよ、それで?どれほど祓ったのですか?外にも大量に居ましたが」
結真『うーん・・・・・・35、6体くらい?5過ぎたくらいから数えんのイヤになったからなー。てか、外にもいんの?祓うのめっちゃダルいんだけど。瑠璃兄ならパッパって出来るでしょ』
瑠璃「今はそれより以上の問題が発生しました______一ノ瀬さん、先程言っていた男はどちらに?」
瑠璃はそう言いながら結真から目線を逸らし、楓に向けた。楓はそんな瑠璃の目線に気付き、その場にしっかりと立った。
楓「確か、屋上と聞いています」
結真『男?なんのこと言ってんの?全く分かんないんだけど』
瑠璃「”[漢字]羅刹[/漢字][ふりがな]らせつ[/ふりがな]”ですよ、結真。貴女ならこれで分かるでしょう?」
楓「羅刹?」
瑠璃の言った単語に首を傾げる楓だったが、その隣に居た結真の反応を違った。
元々大きな目を見見開き、美しい顔を驚嘆に染めていた。ただ、その顔はどんどん怒りに染まっていき、滅多に見せない表情をしていた。
結真『なん、で……あいつが、生きて……?だって、死んだはずじゃあ………』
瑠璃「仕組みは分かりません、ただ”アレ”は生かしておくことは出来ません」
楓には分からない会話だったが、二人にとってとても重要な、深刻な問題なのだろう。
そもそも何故楓はここにいるのか、なんで瑠璃は楓を連れてきたのか。
そんな疑問が浮かんできて、考えていると、話していた結真がこちらを見た。
結真『屋上に行こうと思うんだけど、楓は?どうする?』
結真の問いになんと答えればいいのか、分からなかった。ただ、思い浮かんだことをすぐに口に出してしまった。
楓「邪魔にならないようにするから、私も行く」