文字サイズ変更

鬼神様はゆったり暮らしたい

#3

#1

「おい」

少女の歌声を止めたのは一人の青年だ。
少女と同じ黒髪をウルフカットにした、赤い切れ長な瞳の青年だった。
「そこで何してんだよ」

『・・・・・・見て分かるだろ、ただぼーってしてるだけ』

「暇人かよ」

そっけなく返事をした少女に青年はそう言いながら、少女の隣に胡座をかいて座った。

『で、呼んでたのはなんでだ?早く用件を言え』

「お前に手紙、差出人は不明だ」

青年は少女に一通の白い手紙を差し出した。少女はしばらく差し出された手紙を睨んだが、数分経ってやっと手紙を受け取った。

「ちなみに中身は見てねえぞ」

『プライバシーとかの問題があんからね』

少女は人差し指で手紙を開く。中から一枚の紙を取り出し、静かに読み始めた。
そして、すぐに顔を上げてその場で立ち上がり、どこかへ歩き始めた。

「なんて書いてあったんだ?」

『依頼だってよ、私指名だ』

少女はそう言って、凛々しい笑みを浮かべたのだった。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

短くてすみません!
多分この小説は前作とは展開が完全に変わると思います!

2024/10/18 09:36

ID:≫.pHodBADQa6VI
続きを執筆
小説を編集
/ 8

コメント
[7]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL