二次創作
先輩、俺だけ見て下さい 【kzh】
今日も友達は部活のため
一人さみしく帰り道をたどる。
一緒に帰れる彼氏はというと、別れたばかりで
常に隣にいた元気な彼がもう居ない事実が
惰性で進めていた足を止め、俯かせた。
悲しくてやるせない気持ちが痛くて
いつだったか、リュックに付けた
ボロボロのキーホルダーを強く握りしめる。
●●「....雲雀くん、まだ私のこと好きって言ってた」
口に出してハッとした
なんであんな良い彼氏フッたんだ?と。
思い当たる節もないから
踵を返し迎えに行こうか悩むけど
結局
いくじなしの私は踏み出そうとした足を
引っ込めて立ちすくむのだった。
虚しい気持ちのまま
帰るか、と髪をもてあそんで
バス停へ向かおうとしたとき
剣持「...未練タラタラじゃん、大丈夫か」
上から聞き馴染みのある声が聞こえて
ピタリ、とまたもや歩きを止めた。
上を向いて視界に映るのは
伏し目気味に見下ろす同じクラスの剣持。
知らない人じゃなくてよかった、と
小さく息を吐き、手ぐしを再開する。
それから、気分を悟られたのが
なんとなく癪で素直になれなかったので
大丈夫だし、と突っぱねた。
剣持「僕ならその話知ってるし、一応相談乗ってあげるけど」
言い返してみたはいいものの
被せるようにして食い気味な剣持に言い淀む。
しばらく意地になって悩むと
●●「...そうする、剣持頭いいしね」
彼に寄せる絶対的な信用が
頼ることを容易くした。
簡潔に言うなら私と剣持は10年来の幼馴染。
とはいえ、保育園からずっと一緒だったり
都合の良いものじゃなくて小学生から。
剣持が私をからかう男の子から守ってくれて
そんな彼に憧れ毎日後ろを付いて回っていたら
いつの間にかそれらしい関係になっていた
という、それだけ
剣持「ラーメンでも食いに行くか」
●●「寄り道良くないんだー!優等生どうしたんだー !」
剣持「うるさ」
耳を塞いだかと思えば
急に手を引かれてぎょっとする。
剣持「ほら、何ていうか、.....元気出せ」
雑すぎる励ましと、赤い顔
●●「...ふは、照れてやんの」
不器用な剣持が一瞬、小学生の剣持と重なった。
一人さみしく帰り道をたどる。
一緒に帰れる彼氏はというと、別れたばかりで
常に隣にいた元気な彼がもう居ない事実が
惰性で進めていた足を止め、俯かせた。
悲しくてやるせない気持ちが痛くて
いつだったか、リュックに付けた
ボロボロのキーホルダーを強く握りしめる。
●●「....雲雀くん、まだ私のこと好きって言ってた」
口に出してハッとした
なんであんな良い彼氏フッたんだ?と。
思い当たる節もないから
踵を返し迎えに行こうか悩むけど
結局
いくじなしの私は踏み出そうとした足を
引っ込めて立ちすくむのだった。
虚しい気持ちのまま
帰るか、と髪をもてあそんで
バス停へ向かおうとしたとき
剣持「...未練タラタラじゃん、大丈夫か」
上から聞き馴染みのある声が聞こえて
ピタリ、とまたもや歩きを止めた。
上を向いて視界に映るのは
伏し目気味に見下ろす同じクラスの剣持。
知らない人じゃなくてよかった、と
小さく息を吐き、手ぐしを再開する。
それから、気分を悟られたのが
なんとなく癪で素直になれなかったので
大丈夫だし、と突っぱねた。
剣持「僕ならその話知ってるし、一応相談乗ってあげるけど」
言い返してみたはいいものの
被せるようにして食い気味な剣持に言い淀む。
しばらく意地になって悩むと
●●「...そうする、剣持頭いいしね」
彼に寄せる絶対的な信用が
頼ることを容易くした。
簡潔に言うなら私と剣持は10年来の幼馴染。
とはいえ、保育園からずっと一緒だったり
都合の良いものじゃなくて小学生から。
剣持が私をからかう男の子から守ってくれて
そんな彼に憧れ毎日後ろを付いて回っていたら
いつの間にかそれらしい関係になっていた
という、それだけ
剣持「ラーメンでも食いに行くか」
●●「寄り道良くないんだー!優等生どうしたんだー !」
剣持「うるさ」
耳を塞いだかと思えば
急に手を引かれてぎょっとする。
剣持「ほら、何ていうか、.....元気出せ」
雑すぎる励ましと、赤い顔
●●「...ふは、照れてやんの」
不器用な剣持が一瞬、小学生の剣持と重なった。