二次創作
先輩、俺だけ見て下さい 【kzh】
なに笑ってんだ、と怒号が飛ぶ俺の家。
さすがにうるさいから、早く先輩来ねえかな〜なんて
葛葉が顔をしかめるであろうことを考える。
服くらい貸してやっていいけれど
この状況はまあ正直面白い。
慌てる葛葉を見て爆笑する叶さんをよそに
来るのが遅い先輩をマリカしながら待っていた。
いや、エペでもいーけどPC起動すんのがだるい。
てかあいつらプロコンの接続切れてるし。
・・・
●●「もしかしてエクス馬鹿なんじゃない?」
エクス「先輩よりはましでしょ」
●●「生意気がすぎるぞ金髪」
それもそうっすね、と噛み合わない返事を背に
どこかにこにこしてるエクスを見た。
エクス「うわーどうしよっかな、先輩のせいで充電切れたし」
●●「人のせいにするな写真撮ったのお前じゃん」
エクス「あ!葛葉なら番号知ってるかもしれんわ!」
わざとらしい誘導に加え華麗な無視。
しかし私は優しくて頼れる先輩だから
それに乗ってやることにした。
●●「じゃあ私聞いてみるね」
エクス「スイマセンおなしゃーす」
●●「...待って、葛葉くんもいるってこと?」
ハッとしてエクスに目を向けると
ゆるーり泳いでいく目。
普段息をするように嘘を付く彼でも
私の前では嘘が付けないらしい。
多分それも嘘。絶対何個か嘘ついてる。
●●「はぁ...どうせもっと居るんでしょ?」
エクス「...早く部屋の番号聞いて下さいよ」
●●「エクスのせいなのに」
よろしく、とよろしくお願いしますの
2通しかない葛葉くんのトーク画面を開き
電話かメッセージかで悩む。
まだ関係が浅い後輩に電話は引かれるか、と
文字を打ち込もうとしたら
横からサッとスマホを取られた。
●●「うぅえ?」
エクス「電話のほうが早いんじゃない?」
●●「んなこと知ってんだよ」
そう言いつつ渡されるスマホの画面には
コール中の葛葉くんの名前が。
今さら切るわけにもいかないため
いたずらに笑う後輩に向け必死で眉をひそめる。
●●「エクスって本当に...確信犯なの?天然なの?」
ちゃんと目を見て言ったのに
目は合わなかったし返事もされなかった。
ちなみに電話も出てもらえなかったし
剣持の家にいればよかった、と後悔した。
そんな私に同情するべく肩に手を置くエクスが
もう何を言い出すが分かってしまって。
エクス「ま、番号なんて忘れるわけないんですけどね」
エクス「先輩着いてきてください」
●●「ちょっと待って本当に殴らせてよ」
さすがにうるさいから、早く先輩来ねえかな〜なんて
葛葉が顔をしかめるであろうことを考える。
服くらい貸してやっていいけれど
この状況はまあ正直面白い。
慌てる葛葉を見て爆笑する叶さんをよそに
来るのが遅い先輩をマリカしながら待っていた。
いや、エペでもいーけどPC起動すんのがだるい。
てかあいつらプロコンの接続切れてるし。
・・・
●●「もしかしてエクス馬鹿なんじゃない?」
エクス「先輩よりはましでしょ」
●●「生意気がすぎるぞ金髪」
それもそうっすね、と噛み合わない返事を背に
どこかにこにこしてるエクスを見た。
エクス「うわーどうしよっかな、先輩のせいで充電切れたし」
●●「人のせいにするな写真撮ったのお前じゃん」
エクス「あ!葛葉なら番号知ってるかもしれんわ!」
わざとらしい誘導に加え華麗な無視。
しかし私は優しくて頼れる先輩だから
それに乗ってやることにした。
●●「じゃあ私聞いてみるね」
エクス「スイマセンおなしゃーす」
●●「...待って、葛葉くんもいるってこと?」
ハッとしてエクスに目を向けると
ゆるーり泳いでいく目。
普段息をするように嘘を付く彼でも
私の前では嘘が付けないらしい。
多分それも嘘。絶対何個か嘘ついてる。
●●「はぁ...どうせもっと居るんでしょ?」
エクス「...早く部屋の番号聞いて下さいよ」
●●「エクスのせいなのに」
よろしく、とよろしくお願いしますの
2通しかない葛葉くんのトーク画面を開き
電話かメッセージかで悩む。
まだ関係が浅い後輩に電話は引かれるか、と
文字を打ち込もうとしたら
横からサッとスマホを取られた。
●●「うぅえ?」
エクス「電話のほうが早いんじゃない?」
●●「んなこと知ってんだよ」
そう言いつつ渡されるスマホの画面には
コール中の葛葉くんの名前が。
今さら切るわけにもいかないため
いたずらに笑う後輩に向け必死で眉をひそめる。
●●「エクスって本当に...確信犯なの?天然なの?」
ちゃんと目を見て言ったのに
目は合わなかったし返事もされなかった。
ちなみに電話も出てもらえなかったし
剣持の家にいればよかった、と後悔した。
そんな私に同情するべく肩に手を置くエクスが
もう何を言い出すが分かってしまって。
エクス「ま、番号なんて忘れるわけないんですけどね」
エクス「先輩着いてきてください」
●●「ちょっと待って本当に殴らせてよ」