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【参加型】曲能力者の殺し屋会社

#4


ということがありまして……今、皆で仲良く?落ちています。なんで威空は僕達を正確にワープ出来ないんだッッ?そしてワープした先が雲の上……ファンタジーの世界だったら雲に乗れるんだけど、そういう世界じゃないからな。さらに、夜は叫びながらクルクル回って、伊織はニコニコしながら体を真っ直ぐにして落ちていて、僕は真顔で頭から落ちていると思う。なんだろう……地面に着地できる自信がない。

(夜)「うわぁあ!めっちゃ目が回る〜!」

(伊織)「君達、もうそろそろ地面に着くよ」

(音麻)「えッ?」







(夜)「いったぁ〜!君たち大丈夫?」

(音麻)「なんとか……」

(伊織)「僕は着地する前にバク転したから大丈夫」

(音麻)「あ……」

この時、音麻は伊織のことを少し敬うようになった瞬間であった。一方、夜は辺りを見回している。

(夜)「それよりも、ここって潜入する密輸業社じゃない?」

(伊織)「……本当だ。なら、能力使っちゃおうかな」

「『カゲロウデイズ』」

カゲロウデイズ__それは自分とそっくりの影武者を作る能力。伊織は影武者と別々に動き、のんびりと行動している。

(影武者)「…………」

(音麻)「うわ……めっちゃそっくり」

(夜)「早く中に入ろうよ!」

(音麻)「おう、分かった。それじゃ伊織、またな」

(伊織)「うん。またね」

(夜)「音麻くん!ドア開けて良い?」

(音麻)「ああ」

(夜)「分かった!それじゃ開けるよ〜!」


ドアを夜が開けると信じられない光景だった。

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2024/10/19 21:22

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