あつまれ短編集の森【一生リクエスト募集】
[太字]最期になるから[/太字]
原作…呪術廻戦
人物…五条悟、虎杖悠仁
・・・
●●「かえらなきゃ」
●●「五条と出会わない世界に」
そうやって少女は砂時計をひるがえす。
首にかけられたペンダントには
呪術高専1年生、虎杖悠仁の写真が飾られていた。
___
五条「何してんの」
___
●●「ッは」
五条「何しようとしてたか、言えよ」
呪術高専の教師こと
五条悟が、少女にもたれかかる。
●●「五条には...言えない」
少女の術式は砂時計。
自身の身体から出される砂時計によって
過去へ戻ることができる。
そしてそれを、自分のために使おうとした。
この事実を知っていたか否か、
はたまたどうだってよかったのだろう。
その暁に五条悟は砂時計を破壊した。
五条「言えない?言っただろ、その術式勝手に使うなって」
五条「もしかして悠仁に会いに行こうとした?」
五条「俺から逃げれるなんて本気で思ってる?」
五条「体まで幼くしちゃってさ」
五条「悠仁と同級生にでもなったつもりかよ」
五条「お前は教師。未成年に恋してんじゃねえよ」
ヒステリックに罵ったのち、
五条悟は砂時計をさらにもう一度
強く踏みつけてバラバラにした。
その砂時計は、少女の体と直結している。
つまり砂時計を壊せば少女も壊れる。
死ぬのだ。
五条「”悟が好きです”」
五条「痛い思いしたくないならそう言えよ」
崩れゆく体を治すことなく
このまま死ねたらいいな、なんて洒落にならない
ことを考えながら蒼い目を見つめる少女。
もはや正気の沙汰じゃないのだ。
地獄のような日々に終わりを告げられるのだから。
もう、最期になるから
●●「わたしのこと、殺しちゃったね」
●●「人殺し」
とっておきの呪いを吐いた。
「一生、後悔してよね。」
粉になりきる前、少女はぽつりと言い残した。
原作…呪術廻戦
人物…五条悟、虎杖悠仁
・・・
●●「かえらなきゃ」
●●「五条と出会わない世界に」
そうやって少女は砂時計をひるがえす。
首にかけられたペンダントには
呪術高専1年生、虎杖悠仁の写真が飾られていた。
___
五条「何してんの」
___
●●「ッは」
五条「何しようとしてたか、言えよ」
呪術高専の教師こと
五条悟が、少女にもたれかかる。
●●「五条には...言えない」
少女の術式は砂時計。
自身の身体から出される砂時計によって
過去へ戻ることができる。
そしてそれを、自分のために使おうとした。
この事実を知っていたか否か、
はたまたどうだってよかったのだろう。
その暁に五条悟は砂時計を破壊した。
五条「言えない?言っただろ、その術式勝手に使うなって」
五条「もしかして悠仁に会いに行こうとした?」
五条「俺から逃げれるなんて本気で思ってる?」
五条「体まで幼くしちゃってさ」
五条「悠仁と同級生にでもなったつもりかよ」
五条「お前は教師。未成年に恋してんじゃねえよ」
ヒステリックに罵ったのち、
五条悟は砂時計をさらにもう一度
強く踏みつけてバラバラにした。
その砂時計は、少女の体と直結している。
つまり砂時計を壊せば少女も壊れる。
死ぬのだ。
五条「”悟が好きです”」
五条「痛い思いしたくないならそう言えよ」
崩れゆく体を治すことなく
このまま死ねたらいいな、なんて洒落にならない
ことを考えながら蒼い目を見つめる少女。
もはや正気の沙汰じゃないのだ。
地獄のような日々に終わりを告げられるのだから。
もう、最期になるから
●●「わたしのこと、殺しちゃったね」
●●「人殺し」
とっておきの呪いを吐いた。
「一生、後悔してよね。」
粉になりきる前、少女はぽつりと言い残した。
このボタンは廃止予定です