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あつまれ短編集の森

#2

落ちるとこまで堕ちちゃって

 ホークス「くそ、」



頭にこびりついて離れない指輪。


最近、先輩がヴィランだと疑われていた。

だからどうにかその疑いを晴らしたくて、

公安からの信頼を得るため引っ掛けた嘘だったはず。

まさか本当に繋がりがあったなんて。



 ●●『っ黒霧!』



こうして黒霧が来たのがなによりの証拠だし



 荼毘『誰の女に___』



複製荼毘も先輩をよく知った口ぶりだった。

それでも___



 ホークス「っく、すきです、せんぱい」



この気持ちだけは、どうも否定できなかった。

どうしようもなく、情けないくらい先輩が好きだった。



・・・



目の前に広がる、信じがたい光景。

地面に転がる片腕のない血まみれの人と、



 ホークス「えぁ、せ、んぱ」



自分の体じゃないみたいに体が動かなくて。

呼吸が浅くなって、目の前が真っ暗になる。

ゆるりと振り返る先輩の頬には赤い、ソレが付着いていた。



 ●●「ホークス...」



金縛りにあったときのような感覚。

手足どころか指先すら動かせない、そんな感覚。

流暢に動くのは口だけ。



 ホークス「なにして...るんですか」


 ホークス「なにかの間違いですよね」


 ホークス「この前の黒霧と荼毘だって...!せんぱ___」


 ●●「ホークス」



黙れ。

そう言うかのごとく被せられる俺の名。



 ●●「...私はもう、ヒーローじゃないよ。ごめんね」



静かになった俺を見て、先輩は言葉を吐いた。

それは先輩を信じ続けていた俺にとって

ひどく残酷で、苦しいもので。



 ●●「人を殺したのだって初めてじゃないんだ」



そう言いつつ押し付けられる

ヴィランでもなんでもない一般市民の砕けた腕。


自分から渡しておいて先輩はというと

青ざめる俺の顔を悲しそうに見た。

それから血に塗れたその手で



 ●●「あの日のヒーロー...白雲●●じゃないんだよ」



ひどく優しく俺の剛翼に触れた。

こんなにしっかり触ってもらえたのは

久しぶりなものだから

不謹慎極まりないがうるさく心臓が跳ねる。


”愛してます”


溢れかけた愛の言葉を飲み込んで

代わりに



 ホークス「全部、俺がやったことにします」



愛した罪を、己に背負わせた。



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2024/10/17 17:44

むたです ID:≫ipQfoJGWoroSQ
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