あつまれ短編集の森【一生リクエスト募集】
[太字]気に入らない[/太字]
原作…呪術廻戦
人物…釘崎野薔薇
・・・
どうも気に入らない
初めてみたときから圧倒的に可愛くて優しくて
まるで沙織ちゃんみたいで
なんとなくいつも目で追ってた
目が合う度照れたようにはにかむ彼女が
愛おしく思えたのはいつからだったか覚えていない
釘崎(虎杖と●●、距離近)
合同任務をこなしてからだろうか
最近虎杖が●●によく触れている気がする
いや、私にとってそんなのどうだっていいはずなのだけど
夜眠れなくなるくらいには気になるようになった
伏黒「は?あいつら付き合ってるぞ」
なんで知らないんだ、とでも言いたげな目
ガツンと頭を殴られた気がした
教えてもらえなかったショックと原因不明な喪失感が
同時にのしかかって、ゆえにまともに眠れなくなった
しばらくは任務に出向く気になれなくて
とにかく虎杖を視界に入れないようにしていた
そんな生活になってから早3日
音沙汰なかった携帯の着信音が鳴る
ぼんやりスマホを手に取り、相手が分かった途端
慌ててLINEを開く
佐藤 ●●___
[右寄せ]最近顔見てないけど!私寂しくて死んじゃうよ何してるの![/右寄せ]
__
よく分からないスタンプと
共に送られてきた実にあほそうなメッセージ
寂しくて死ぬとかアンタらしいわ
釘崎「はは、普通私を心配するとこだろうが」
ふ、と笑ったらもう、タガが外れたように
唇を噛み締めてもなおあふれる涙
文面には●●の不器用とも言える優しさが広がっている
私以外であれば誤解されるであろう節々が
私を完全に信用してるみたいで心地良い感覚に浸れた
本当は分かってた
何が気に食わないのか
どうして目で追ってしまうのか
でも、気付きたくなかった
釘崎「恋愛とか柄じゃない、のに」
どうしようもなく、●●が好きだ
この感情は●●が気に食わなかったんじゃなくて
その●●と親しげな虎杖が気に食わかなったから生まれたんだ
ただ、気付くのが遅かった
既読を付けてしまったメッセージへ返信するため
とりあえずキーボードをタップする
”今から行く”
返信してほぼ無意識に部屋を出た
それも笑えるくらいあっさりと
●●と虎杖が親しげに話すのを見たくないという
理由はもはやどうでもいい
●●「あ!野薔薇元気でよかっ、ン!?」
ドアから出てきた●●に構わず頬へ触れキスを落とす
最初で最後だし、これくらい許してくれるはずだ
釘崎「ずっとアンタのこと好きだった!」
目の前で顔を赤くする●●は最高に可愛かった。
原作…呪術廻戦
人物…釘崎野薔薇
・・・
どうも気に入らない
初めてみたときから圧倒的に可愛くて優しくて
まるで沙織ちゃんみたいで
なんとなくいつも目で追ってた
目が合う度照れたようにはにかむ彼女が
愛おしく思えたのはいつからだったか覚えていない
釘崎(虎杖と●●、距離近)
合同任務をこなしてからだろうか
最近虎杖が●●によく触れている気がする
いや、私にとってそんなのどうだっていいはずなのだけど
夜眠れなくなるくらいには気になるようになった
伏黒「は?あいつら付き合ってるぞ」
なんで知らないんだ、とでも言いたげな目
ガツンと頭を殴られた気がした
教えてもらえなかったショックと原因不明な喪失感が
同時にのしかかって、ゆえにまともに眠れなくなった
しばらくは任務に出向く気になれなくて
とにかく虎杖を視界に入れないようにしていた
そんな生活になってから早3日
音沙汰なかった携帯の着信音が鳴る
ぼんやりスマホを手に取り、相手が分かった途端
慌ててLINEを開く
佐藤 ●●___
[右寄せ]最近顔見てないけど!私寂しくて死んじゃうよ何してるの![/右寄せ]
__
よく分からないスタンプと
共に送られてきた実にあほそうなメッセージ
寂しくて死ぬとかアンタらしいわ
釘崎「はは、普通私を心配するとこだろうが」
ふ、と笑ったらもう、タガが外れたように
唇を噛み締めてもなおあふれる涙
文面には●●の不器用とも言える優しさが広がっている
私以外であれば誤解されるであろう節々が
私を完全に信用してるみたいで心地良い感覚に浸れた
本当は分かってた
何が気に食わないのか
どうして目で追ってしまうのか
でも、気付きたくなかった
釘崎「恋愛とか柄じゃない、のに」
どうしようもなく、●●が好きだ
この感情は●●が気に食わなかったんじゃなくて
その●●と親しげな虎杖が気に食わかなったから生まれたんだ
ただ、気付くのが遅かった
既読を付けてしまったメッセージへ返信するため
とりあえずキーボードをタップする
”今から行く”
返信してほぼ無意識に部屋を出た
それも笑えるくらいあっさりと
●●と虎杖が親しげに話すのを見たくないという
理由はもはやどうでもいい
●●「あ!野薔薇元気でよかっ、ン!?」
ドアから出てきた●●に構わず頬へ触れキスを落とす
最初で最後だし、これくらい許してくれるはずだ
釘崎「ずっとアンタのこと好きだった!」
目の前で顔を赤くする●●は最高に可愛かった。
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