あつまれ短編集の森【一生リクエスト募集】
[太字]告白現場[/太字]
原作…僕のヒーローアカデミア
人物…物間寧人、拳藤一佳、小大唯
・・・
鳴り響く呼び出し音。
僕は、液晶に映る名前でわずかに頬を緩ませ
迷いなく電話に出た。
物間「もしも...___」
拳藤『面白いことになってるから●●の部屋来てみなよ』
プツ、とそのまま切られる通話。
●●と電話できると思ったのが間違いだった。
余分に跳ねた動悸を返してくれよ。
僕の気も知らずに電話をかけてきた拳藤に内心苛立つ。
とはいえ拳藤の言う面白いこと、というのが気になった。
●●の携帯でかかってきた電話ということは
●●関連のなにか。
抑えの効かない口角に若干気味悪さを感じつつ
まあなんにせよ行ってみるか、と自室から足を運んだ。
____
拳藤「おー物間来た」
小大「ね」
●●「えっちょっまってなんで!」
寮の部屋には鍵がついていない。
特にノックもせず扉を開けると、やけに慌てふためく●●が見えた。
それに反して拳藤はにやにやと怪しい笑顔を見せる。
物間「なんでって...そこの拳藤に呼ばれたからなんだけど!?」
はあ、僕もそこまで鈍感じゃない。
僕のこと好きなのか?
くらいには思ってしまうし勘違いする。
それに●●も慌て方には気をつけたほうが良い。
顔まで赤くして、分かりやすいにも程があるんだよ。
ジタバタするのも肌の露出が増えるからやめてほしい。
僕が興奮するのも時間の問題だ。
●●「っ、う、拳藤!」
拳藤「はい逃げない逃げない」
小大「やったね●●。物間だよ」
●●「うわァっ」
小大さんと拳藤によって僕のもとへ押し出される●●。
上目遣いな●●に僕のそこが反応した。
まずい。しかし、分かってはいたことだ。
けど実物を目の当たりにしたらどうも落ち着かない。
普通科の中で騒がれている●●のナイスバディ論争。
そんなの僕が一番知ってるなんて思っていたが
なんだかんだ女性耐性のない僕だ。
垣間見える太ももに卒倒してしまいそうになる。
さらに部屋着となれば必然的に薄着になるので
ゆるい服から覗く胸は、本当に直視できなかった。
物間「それで?なんで僕をここに呼んだか言えるよねえ?」
●●「.......す、好きだから」
●●の答えに思わず硬直した。
聞き間違いを疑ったもののそうではないらしい。
そのくらい、真っ赤な顔を見れば分かる。
●●「物間のことが好きだからって言ってるの!」
●●「その、えと、好きな人に会いたいっていうのはおかしい!?」
なぜかキレ気味な●●。
ひどい緊張からか、何度も声が裏返っていた。
●●「だから付き合ってほしいんだけど、だめじゃないよね!?」
物間「っ駄目な訳なくないか!?」
こうして僕らは付き合うことになった。
とても告白現場とは思えないテンションに、
拳藤と小大さんは顔を見合わせて笑っていた。
まあ、僕から言えなかったのは不服だけど
僕たちらしいモノになったのは違いないだろう。
のちのち男子と仲良くし始める●●に
嫉妬が爆発するのはまだ先の話。
原作…僕のヒーローアカデミア
人物…物間寧人、拳藤一佳、小大唯
・・・
鳴り響く呼び出し音。
僕は、液晶に映る名前でわずかに頬を緩ませ
迷いなく電話に出た。
物間「もしも...___」
拳藤『面白いことになってるから●●の部屋来てみなよ』
プツ、とそのまま切られる通話。
●●と電話できると思ったのが間違いだった。
余分に跳ねた動悸を返してくれよ。
僕の気も知らずに電話をかけてきた拳藤に内心苛立つ。
とはいえ拳藤の言う面白いこと、というのが気になった。
●●の携帯でかかってきた電話ということは
●●関連のなにか。
抑えの効かない口角に若干気味悪さを感じつつ
まあなんにせよ行ってみるか、と自室から足を運んだ。
____
拳藤「おー物間来た」
小大「ね」
●●「えっちょっまってなんで!」
寮の部屋には鍵がついていない。
特にノックもせず扉を開けると、やけに慌てふためく●●が見えた。
それに反して拳藤はにやにやと怪しい笑顔を見せる。
物間「なんでって...そこの拳藤に呼ばれたからなんだけど!?」
はあ、僕もそこまで鈍感じゃない。
僕のこと好きなのか?
くらいには思ってしまうし勘違いする。
それに●●も慌て方には気をつけたほうが良い。
顔まで赤くして、分かりやすいにも程があるんだよ。
ジタバタするのも肌の露出が増えるからやめてほしい。
僕が興奮するのも時間の問題だ。
●●「っ、う、拳藤!」
拳藤「はい逃げない逃げない」
小大「やったね●●。物間だよ」
●●「うわァっ」
小大さんと拳藤によって僕のもとへ押し出される●●。
上目遣いな●●に僕のそこが反応した。
まずい。しかし、分かってはいたことだ。
けど実物を目の当たりにしたらどうも落ち着かない。
普通科の中で騒がれている●●のナイスバディ論争。
そんなの僕が一番知ってるなんて思っていたが
なんだかんだ女性耐性のない僕だ。
垣間見える太ももに卒倒してしまいそうになる。
さらに部屋着となれば必然的に薄着になるので
ゆるい服から覗く胸は、本当に直視できなかった。
物間「それで?なんで僕をここに呼んだか言えるよねえ?」
●●「.......す、好きだから」
●●の答えに思わず硬直した。
聞き間違いを疑ったもののそうではないらしい。
そのくらい、真っ赤な顔を見れば分かる。
●●「物間のことが好きだからって言ってるの!」
●●「その、えと、好きな人に会いたいっていうのはおかしい!?」
なぜかキレ気味な●●。
ひどい緊張からか、何度も声が裏返っていた。
●●「だから付き合ってほしいんだけど、だめじゃないよね!?」
物間「っ駄目な訳なくないか!?」
こうして僕らは付き合うことになった。
とても告白現場とは思えないテンションに、
拳藤と小大さんは顔を見合わせて笑っていた。
まあ、僕から言えなかったのは不服だけど
僕たちらしいモノになったのは違いないだろう。
のちのち男子と仲良くし始める●●に
嫉妬が爆発するのはまだ先の話。
このボタンは廃止予定です