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あつまれ短編集の森【一生リクエスト募集】

#15

告白現場 ヒロアカ

 [太字]告白現場[/太字]

原作…僕のヒーローアカデミア
人物…物間寧人、拳藤一佳、小大唯




・・・




 鳴り響く呼び出し音。


 僕は、液晶に映る名前でわずかに頬を緩ませ


 迷いなく電話に出た。






物間「もしも...___」



拳藤『面白いことになってるから●●の部屋来てみなよ』





 プツ、とそのまま切られる通話。


 ●●と電話できると思ったのが間違いだった。


 余分に跳ねた動悸を返してくれよ。


 僕の気も知らずに電話をかけてきた拳藤に内心苛立つ。




 とはいえ拳藤の言う面白いこと、というのが気になった。


 ●●の携帯でかかってきた電話ということは


 ●●関連のなにか。


 抑えの効かない口角に若干気味悪さを感じつつ


 まあなんにせよ行ってみるか、と自室から足を運んだ。



____




拳藤「おー物間来た」



小大「ね」



●●「えっちょっまってなんで!」






 寮の部屋には鍵がついていない。


 特にノックもせず扉を開けると、やけに慌てふためく●●が見えた。


 それに反して拳藤はにやにやと怪しい笑顔を見せる。






物間「なんでって...そこの拳藤に呼ばれたからなんだけど!?」






 はあ、僕もそこまで鈍感じゃない。


 僕のこと好きなのか?


 くらいには思ってしまうし勘違いする。




 それに●●も慌て方には気をつけたほうが良い。


 顔まで赤くして、分かりやすいにも程があるんだよ。


 ジタバタするのも肌の露出が増えるからやめてほしい。


 僕が興奮するのも時間の問題だ。






●●「っ、う、拳藤!」



拳藤「はい逃げない逃げない」



小大「やったね●●。物間だよ」



●●「うわァっ」






 小大さんと拳藤によって僕のもとへ押し出される●●。




 上目遣いな●●に僕のそこが反応した。


 まずい。しかし、分かってはいたことだ。


 けど実物を目の当たりにしたらどうも落ち着かない。




 普通科の中で騒がれている●●のナイスバディ論争。




 そんなの僕が一番知ってるなんて思っていたが


 なんだかんだ女性耐性のない僕だ。


 垣間見える太ももに卒倒してしまいそうになる。


 さらに部屋着となれば必然的に薄着になるので


 ゆるい服から覗く胸は、本当に直視できなかった。






物間「それで?なんで僕をここに呼んだか言えるよねえ?」



●●「.......す、好きだから」






 ●●の答えに思わず硬直した。


 聞き間違いを疑ったもののそうではないらしい。


 そのくらい、真っ赤な顔を見れば分かる。






●●「物間のことが好きだからって言ってるの!」



●●「その、えと、好きな人に会いたいっていうのはおかしい!?」





 なぜかキレ気味な●●。


 ひどい緊張からか、何度も声が裏返っていた。

 




●●「だから付き合ってほしいんだけど、だめじゃないよね!?」



物間「っ駄目な訳なくないか!?」






 こうして僕らは付き合うことになった。


 とても告白現場とは思えないテンションに、


 拳藤と小大さんは顔を見合わせて笑っていた。




 まあ、僕から言えなかったのは不服だけど


 僕たちらしいモノになったのは違いないだろう。




 のちのち男子と仲良くし始める●●に


 嫉妬が爆発するのはまだ先の話。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

本当にリクエストが欲しいです。私の文に価値を見出してくれる方。できればコメント下さい。
おこがましいのは理解しているのですがいい加減ネタがなくなりまして。

2024/11/09 20:04

むたです ID:≫ipQfoJGWoroSQ
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