あつまれ短編集の森【一生リクエスト募集】
[太字]わたしを見て[/太字]
原作…ハイキュー‼️
人物…西谷夕、日向翔陽
・・・
彼氏でもなんでもない友達、西谷夕くん。
そんな彼を見てもやもやするのは
一つの理由があるからで。
西谷「潔子さぁーん!」
これだ。
つまり
「ちょっと清水先輩のこと好きすぎじゃないか?」
ということ。
いわゆる嫉妬である。
まあたしかに?清水先輩は絶世の美女だし?
ああなるのも無理はないけど?
私だって清水先輩のことは好きだけど、でも....
でも、すこしくらい私を意識してくれてもいいじゃん。
そんな乙女心を胸に秘めて
今日も制服に袖をとおした。
___
西谷「ようアヤセ!」
●●「おはよー、ところでちゃんと課題やった?」
西谷「急にその話は心臓に悪ぃ!」
うがあああ、と奇声をあげつつ走り回る西谷夕くん。
さすがに好きな人とは言え冷めた目で見るのは仕方ない。
変人だな。うん、変人。
そんな彼を好きになった私も変人なのだけど
こんな欠点が利点に見えてしまうくらい、
好きにならずにはいられなかったのだ。
なんせこの人、ギャップがすごい。
いつもこんなバカでアホでどうしようもないのに
いざバレーをやらせてみればそれはそれは。
一発で心打ち抜かれる女子が増えるわけである。
●●(まあなによりも)
圧倒的安心感。
リベロというのもあってか、チームの安定性を感じる。
だいたいのボールは取ってくれるし
そのうえ士気をあげることだってできる。
なにそれ?
ちょっとかっこよすぎて意味が分からない。
日向「西谷先輩おはようございま、ってあれ、」
人懐こそうな男の子が私を見て目を開く。
ぱくぱくと落ち着きのない口元と若干赤く火照った顔。
それがなにを言おうとしているのか物語っていた。
日向「もしかして、かかッ、彼女!?」
私と西谷を交互に見る男の子。
やけに輝くその目に、なんだか弁明する気もなくなった。
勘違いされてたほうが嬉しいのもあるけれど。
西谷「な、な、そんなわけ、」
日向「?」
横を見てみると、思ったよりうろたえる姿があって。
あれ、脈ありなんじゃ?
だとか調子に乗った自分をあとから褒めることになる。
●●「私は勘違いされてたほうが嬉しいなあ...なーんて」
西谷にだけ聞こえる声でそう言って
そそくさとこの場から逃げ出した。
あの赤い西谷を見るに、今は清水先輩じゃなくて
私のことで頭いっぱいでしょ。
西谷「な、アヤセ待て!」
そう思うと不思議と口角が上がって
どうにかなりそうだった。
結局、足が遅かったのでそのまま捕まりました。
原作…ハイキュー‼️
人物…西谷夕、日向翔陽
・・・
彼氏でもなんでもない友達、西谷夕くん。
そんな彼を見てもやもやするのは
一つの理由があるからで。
西谷「潔子さぁーん!」
これだ。
つまり
「ちょっと清水先輩のこと好きすぎじゃないか?」
ということ。
いわゆる嫉妬である。
まあたしかに?清水先輩は絶世の美女だし?
ああなるのも無理はないけど?
私だって清水先輩のことは好きだけど、でも....
でも、すこしくらい私を意識してくれてもいいじゃん。
そんな乙女心を胸に秘めて
今日も制服に袖をとおした。
___
西谷「ようアヤセ!」
●●「おはよー、ところでちゃんと課題やった?」
西谷「急にその話は心臓に悪ぃ!」
うがあああ、と奇声をあげつつ走り回る西谷夕くん。
さすがに好きな人とは言え冷めた目で見るのは仕方ない。
変人だな。うん、変人。
そんな彼を好きになった私も変人なのだけど
こんな欠点が利点に見えてしまうくらい、
好きにならずにはいられなかったのだ。
なんせこの人、ギャップがすごい。
いつもこんなバカでアホでどうしようもないのに
いざバレーをやらせてみればそれはそれは。
一発で心打ち抜かれる女子が増えるわけである。
●●(まあなによりも)
圧倒的安心感。
リベロというのもあってか、チームの安定性を感じる。
だいたいのボールは取ってくれるし
そのうえ士気をあげることだってできる。
なにそれ?
ちょっとかっこよすぎて意味が分からない。
日向「西谷先輩おはようございま、ってあれ、」
人懐こそうな男の子が私を見て目を開く。
ぱくぱくと落ち着きのない口元と若干赤く火照った顔。
それがなにを言おうとしているのか物語っていた。
日向「もしかして、かかッ、彼女!?」
私と西谷を交互に見る男の子。
やけに輝くその目に、なんだか弁明する気もなくなった。
勘違いされてたほうが嬉しいのもあるけれど。
西谷「な、な、そんなわけ、」
日向「?」
横を見てみると、思ったよりうろたえる姿があって。
あれ、脈ありなんじゃ?
だとか調子に乗った自分をあとから褒めることになる。
●●「私は勘違いされてたほうが嬉しいなあ...なーんて」
西谷にだけ聞こえる声でそう言って
そそくさとこの場から逃げ出した。
あの赤い西谷を見るに、今は清水先輩じゃなくて
私のことで頭いっぱいでしょ。
西谷「な、アヤセ待て!」
そう思うと不思議と口角が上がって
どうにかなりそうだった。
結局、足が遅かったのでそのまま捕まりました。
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