あつまれ短編集の森【一生リクエスト募集】
[太字]いかないで[/太字]
原作…僕のヒーローアカデミア
人物…白雲朧、相澤消太、山田ひざし
夢主…名字 黒霧 クロギリ
・・・
相澤「...黒霧、もうやめろ、ノイローゼになりそうだ」
●●「どうして、じゃあ記憶消してあげるから、」
相澤「そういうんじゃねえよ...」
山田「あと何回、あと何回で白雲を救える?分かってねえんだろ」
私は死ぬと過去に戻れるという
なんとも不便な個性を持っている
ちなみに私が死んだあとも世界は変わらず続いていて
記憶はそのまま過去に戻っても引き継がれる
相澤や山田が私の事情を知っているのもそれだ
何度も繰り返しているのであれば
普通、記憶が毎度新しくなるものなのだけれど
私の個性はそこまでうまくいかない
白雲「どうしたお前ら!なんか空気暗くね?」
さっきまで職員室だった景色が
激痛とともに懐かしい景色へと変わる
同時に聞こえた朧くんの声に消太は
額にうっすら汗をにじませて金切り声で叫んだ
相澤「...お前ッ!」
●●「ぅ゙、」
ガタン、消太が私の肩に掴みかかる
理由なんてはっきり分かる
痛いくらいに分かる
それで、自分が何をやっているのかも
山田「●●...もうやめようぜ、イレイザーもやめとけ、」
朧くんの過去を変えようとしているのだ
どうにか子どもを庇わず生き永らえる方法を
そして、ひざしや消太が怒っているのには
ひとつ重大な理由があって
白雲「おいショータ!●●に何してんだ!」
過去に戻る際、朧くんの引き継ぐはずの記憶を消した
それと、自分を刺し殺した
記憶が引き継がれるということは
私が死んだ惨い姿もしっかり記憶されている、と
●●「記憶、消してあげるから...やりなおそうよ」
相澤「ダメだ、それはダメなんだよ...!」
●●「わたしも、疲れた...もう、死んじゃ嫌だよ」
きゅうっと喉が締まって溢れ続ける涙声
ぼんやりとしている思考すらもできない頭で
不思議そうにする朧くんを認識する
ああ、本物だ
生きてる 息してる
うれしいなあ
わたしね、朧くんのために頑張ったんだよ
だからさ、わたしも連れってって
???
黒霧「...」
●●「あれぇ...幻覚だった、?ひざしは?消太は?...朧くんは?」
黒霧「白雲朧なら、ここに」
あきらかに違う、朧くんじゃない
そうとわかっていても、理想に縋っていたかった
そこに朧くんがいるって、勘違いでいいから
ただ生きてる、それだけで良かった
朧くんじゃなくたって朧くんを名乗る人が生きてれば良い
●●「ふ、はは、朧くん、もう死んだりしないよね、?」
黒霧「ええ。貴女のそばにいますよ」
●●「約束だよ、どこにもいかないでね」
目をこすってもこすっても朧くんが歪んで見える
まるで、黒い霧みたいな、そんなような
朧くんの名字と私の名字、白雲と黒霧
相反してけして交わることの無いそれ
でも、こうして朧くんが黒くなってくれたから
私たちはずうっと一緒だよ
やっと私のゆめが叶ったよ、朧くん
でもね、なんだか体が重くて、寒いの___。
原作…僕のヒーローアカデミア
人物…白雲朧、相澤消太、山田ひざし
夢主…名字 黒霧 クロギリ
・・・
相澤「...黒霧、もうやめろ、ノイローゼになりそうだ」
●●「どうして、じゃあ記憶消してあげるから、」
相澤「そういうんじゃねえよ...」
山田「あと何回、あと何回で白雲を救える?分かってねえんだろ」
私は死ぬと過去に戻れるという
なんとも不便な個性を持っている
ちなみに私が死んだあとも世界は変わらず続いていて
記憶はそのまま過去に戻っても引き継がれる
相澤や山田が私の事情を知っているのもそれだ
何度も繰り返しているのであれば
普通、記憶が毎度新しくなるものなのだけれど
私の個性はそこまでうまくいかない
白雲「どうしたお前ら!なんか空気暗くね?」
さっきまで職員室だった景色が
激痛とともに懐かしい景色へと変わる
同時に聞こえた朧くんの声に消太は
額にうっすら汗をにじませて金切り声で叫んだ
相澤「...お前ッ!」
●●「ぅ゙、」
ガタン、消太が私の肩に掴みかかる
理由なんてはっきり分かる
痛いくらいに分かる
それで、自分が何をやっているのかも
山田「●●...もうやめようぜ、イレイザーもやめとけ、」
朧くんの過去を変えようとしているのだ
どうにか子どもを庇わず生き永らえる方法を
そして、ひざしや消太が怒っているのには
ひとつ重大な理由があって
白雲「おいショータ!●●に何してんだ!」
過去に戻る際、朧くんの引き継ぐはずの記憶を消した
それと、自分を刺し殺した
記憶が引き継がれるということは
私が死んだ惨い姿もしっかり記憶されている、と
●●「記憶、消してあげるから...やりなおそうよ」
相澤「ダメだ、それはダメなんだよ...!」
●●「わたしも、疲れた...もう、死んじゃ嫌だよ」
きゅうっと喉が締まって溢れ続ける涙声
ぼんやりとしている思考すらもできない頭で
不思議そうにする朧くんを認識する
ああ、本物だ
生きてる 息してる
うれしいなあ
わたしね、朧くんのために頑張ったんだよ
だからさ、わたしも連れってって
???
黒霧「...」
●●「あれぇ...幻覚だった、?ひざしは?消太は?...朧くんは?」
黒霧「白雲朧なら、ここに」
あきらかに違う、朧くんじゃない
そうとわかっていても、理想に縋っていたかった
そこに朧くんがいるって、勘違いでいいから
ただ生きてる、それだけで良かった
朧くんじゃなくたって朧くんを名乗る人が生きてれば良い
●●「ふ、はは、朧くん、もう死んだりしないよね、?」
黒霧「ええ。貴女のそばにいますよ」
●●「約束だよ、どこにもいかないでね」
目をこすってもこすっても朧くんが歪んで見える
まるで、黒い霧みたいな、そんなような
朧くんの名字と私の名字、白雲と黒霧
相反してけして交わることの無いそれ
でも、こうして朧くんが黒くなってくれたから
私たちはずうっと一緒だよ
やっと私のゆめが叶ったよ、朧くん
でもね、なんだか体が重くて、寒いの___。
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